義歯は健康な暮らしを支える
パートナー
失った歯の代わりとなる義歯は、大切な人工の歯です。当院ではより精度の高い「しっかり噛める入れ歯」を製作するため、咬合器とフェイスボウを義歯製作に取り入れています。
できるだけ天然歯に近い状態でお食事をお楽しみいただけるよう、技工士と連携を取りながら精密な入れ歯をお作りいたします。
こんなお悩みはありませんか?
- 合わない
- 金具が目立つ
- 違和感がある
- 噛むときに痛む
- 外れやすい・ズレやすい
しっかり噛む4つのメリット
01.むし歯や歯周病を予防し
健康寿命を延ばします
噛むことで唾液の分泌量が増加し、口腔内細菌の働きを抑制します。免疫物質を含む唾液は、むし歯予防はもちろん、歯の喪失原因No.1といわれる歯周病の予防にも効果的を発揮します。
02.脳の活性化することで
認知症予防にもつながります
咀嚼することによる影響は歯や顎だけでなく、頭の骨や筋肉にも伝わり、頭が刺激されることで脳が活発化します。血流も良くなることから、脳神経が活性化し、認知症予防にも効果があると考えられています。
03.がん予防につながります
唾液にはペルオキシターゼというたんぱく質が含まれていて、発がん性物質の発がん作用を抑える効果と、活性酸素を抑制する働きがあり、がんの予防に効果的だと考えられています
04.消化を促進します
しっかり噛むことで唾液に含まれる有効成分の一つ消化酵素アミラーゼが多く分泌され、食後の胃腸にかかる負担を軽減してくれます。
精度の高い義歯のために
使っているうちにヒビが入ったり割れてしまったり、入れ歯に関するお悩みをお持ちの方も多いと思います。当院では咬合器とフェイスボウを併用し、正確な模型作りに力を入れています。まずはフェイスボウで患者さまの顎関節と歯の位置を計測し、次にその数値をもとにして、咬合器へ顎の模型を装着します。患者さまの歯と顎関節の状態を三次元で再現し、咬み合わせを確認することで、精密な義歯の製作に取り組んでいます。
入れ歯の種類
部分入れ歯
歯を失った部分を人工の歯で補います。支えとなる歯が残っている場合に可能な補綴方法です。人工の歯と、歯ぐきを補う床を作製し、留め具などを用いて固定します。
総入れ歯
上顎、または下顎のすべての歯、または双方すべての歯を失った場合の補綴方法です。外科処置の必要がないため、お体に対する負担が少ない安全な治療方法になります。
当クリニックで取り扱う入れ歯の種類
当院では保険適用から保険適用外のものまでご用意しております。
ご予算やご希望に応じた入れ歯をご提案いたします。お気軽にご相談ください。
金属床義歯
床の素材をレジンから金属へ変更したものです。金属なので熱伝導率が良く、お食事の温度が伝わりやすくなる特長があります。より自然歯に近い食感を得たい方におすすめです。
ノンクラスプ
歯肉の色に近く、弾力性の高い樹脂でできている部分入れ歯です。金属のバネがないため、入れ歯が目立ちにくく、審美性が高いことが特長です。入れ歯に気づかれたくない方におすすめです。
チタン床義歯
保険適用の金属と比較して厚みが薄く、装着時の違和感を感じにくい事が特長です。また、チタンは熱伝導率が高くなっており、食べ物の熱い・冷たいを感じやすいというメリットがあります。人体との親和性も高く、アレルギーの心配がありません。
大切な入れ歯を長持ちさせるために定期的な検診を
抜けた歯の代わりとなる大切な入れ歯。できるだけ長く使うために、毎日洗浄していただき、清潔な状態でご使用ください。汚れがたまってしまうと口臭の原因にもなります。また、歯周病が悪化して土台の歯が抜けてしまったりすると、入れ歯を作り直す事態にもなりかねません。口腔環境を整え、残存している健康な歯を守るためにも、プロによる定期的なクリーニングケアをおすすめしております。