みなさんこんにちは。北千住すずらん歯科です!
ようやく暑さにも落ち着きが見られ、秋風が肌に心地よい季節がやってきましたね (^_^)/
さて、今回は大人の矯正治療、なかでも40代以降にはじめる場合についてお話したいと思います。
「今から矯正治療を始めるなんて!」
矯正治療は子どものころに始めるもの、若いうちにするものというイメージをお持ちの方はいらっしゃると思います。
しかし近年では歯への意識の高まりにより、ミドルエイジ・シニアの方からのご相談も増えてきています。
矯正治療を始めるのに遅いということはありません。
気になった時が始め時!
お口の未来、矯正治療で変えていきませんか?
矯正治療とは、歯並びを美しく整えることのできる審美的メリットの大きい治療だということはみなさんの知るところです。
しかし健康面でも多くのものが得られることはご存じでしょうか。
まず歯が正しい位置に移動し、安定した咬み合わせが整うことで「よく噛める」ようになります。
この「よく噛める」ということがとても重要で、
お口の中だけではなく全身の健康にも大きく関わってくるのです。
〈よく噛むことの8つの効用〉
- 肥満を防ぐ
- 味覚の発達を促す
- 発音をはっきりさせる
- 脳の働きを活発にする
- 歯の病気を防ぎ、口臭を少なくする
- がんをふせぐ
- 胃腸の働きを促進する
「めざそう8020」より引用(公益財団法人8020推進財団)
正しい咬み合わせで「よく噛める」ことは、この先の健やかな生活を支える上でも大変意義があるのです。
そういった意味でも、年齢にとらわれずに矯正治療を始めることはよい選択であると思います。
とはいえ、中高年期から始める矯正治療には、懸念したいリスクもあります。
◆歯の根の吸収・歯肉の退縮が起こることも
歯に強い力がかかりすぎてしまうと、歯の根元が短くなる歯根吸収、歯ぐきが下がる歯肉退縮が起こりやすくなります。
◆痛みがでやすい
比較的動きやすい10代20代の歯に比べ、中高年期の歯は動きにくい傾向にありますが、光加速装置を使う事で
動きを早くしたり、矯正装置の違和感を減らす事が可能です。
海外の歯周病患者さんにマウスピース矯正をする場合は、大半が光加速装置を使うそうです。
◆口腔内疾患への配慮が必要
中高年期のお口は、むし歯や歯周病のリスクが高いことに加え、
唾液量の減少により口腔内乾燥症などにもなりやすくなっています。
お口の状態に配慮しながら矯正治療を行う必要があります。
当院では咬合機能矯正学を専門に学んだ矯正歯科専門医が、豊富な臨床経験に基づきリスクに対して適切な対策をとったうえで治療を行います。
また一般歯科とチーム医療で対応することで、お口全体の機能改善を目指していきます。
歯並びが気になる方、口腔環境にお悩みがある方はぜひ一度ご相談くださいね。
◆すずらん歯科の矯正治療について
https://www.suzuran-dc.net/orthodontics/
これからの人生100年時代をともにする歯です。
いま整えて、健やかで明るい未来を切り開きましょう!
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