こんにちは!北千住すずらん歯科です🌼
2023年は12月に入っても暖かい陽気が続き、師走の実感が沸かないまま1年が過ぎていってしまった気がする今日この頃です。
気持ちも新たに2024年も皆さまのお口の健康に役立つお話を綴っていけたらと思います。
歯ブラシって何回使えるの?
突然ですが皆さんは「歯ブラシの寿命」をご存知ですか?
同じ歯ブラシで1日3回磨いた場合、平均で約1か月。単純計算で約90回も磨けることになります!
「大体そのくらいだな」という方、「あんまり気にしてなかった」という方、様々だと思いますが、今回「もっと早くダメになる気がする!」と驚かれた方は要注意!もしかしたら歯を強く磨き過ぎかもしれません…💦
🦷 歯を強く磨き過ぎるとNGな理由①
磨き残しができやすい!
歯を強い力で磨くと、ストロークがどうしても大きくなり、歯と歯の隙間、歯ぐきの境目などにブラシの毛先が届かず通り過ぎてしまう傾向があります。歯ブラシを小刻みに動かし、スキマ汚れに毛先が届くように磨いてみましょう。
🦷 歯を強く磨き過ぎるとNGな理由②
歯ぐきがダメージを受けてしまう
歯と歯ぐきの境目を磨くことは歯周病予防にとても効果的ですが、強く磨きすぎると歯だけでなく歯ぐきまで傷ついてしまうことがあります。歯ぐきは一度減ってしまうと、自然に元通りになることはなく、歯ぐきから露出した歯根はむし歯になりやすいことが分かっています。歯ぐきは大切に優しく磨いてあげましょう。
🦷 歯を強く磨き過ぎるとNGな理由③
歯ブラシの毛先が広がりやすくなる!
毛先が広がった歯ブラシでは効率的に汚れを落とすことができません。せっかく毎日歯みがきしているのに、むし歯や歯周病になってしまったら悲しいですよね。歯ブラシの毛先が広がっていないかこまめにチェックして、良い状態の歯ブラシを使用するようにしましょう。ちなみに、歯ブラシ交換の目安は、歯ブラシのヘッドを裏から見た時、ブラシの毛先がはみ出して見えた時です。
歯磨きワンポイントアドバイス
磨く強さは 「消しゴムで文字を消すような力加減」で❢
動かし方は小刻みにブラシを動かす「チョコチョコ磨き」を❢
値上げが続く昨今、むし歯・歯周病も予防できて、歯ブラシ代の節約につながれば2重の喜びになりますね♪
むし歯・歯周病は、毎日の歯みがきから!定着汚れは歯科医院でしっかりとクリーニングを受けましょう✨