こんにちは(^▽^)/北千住すずらん歯科です!
日差しも強く猛暑日が続いています🌞
こまめに水分補給をして、熱中症対策をしてお過ごしください。
今回は歯の形を整える(ディスキング)についてお話します。
インビザライン矯正治療を始めたみなさん、またこれから始めるみなさん、
治療中に ”今日はディスキングをします” または ”今日はIPRをします”
と言われたことはありませんか❓
インビザライン矯正を始めたみなさんには基本的に説明したうえで行っていますが、
再度おさらいとして説明していきます。
【 IPRの目的 】
①歯を並べるための隙間を作る。(叢生・前突の改善)(オーバーバイト・オーバージェットの獲得)
②上下左右の歯のサイズバランスを整えて、後戻りを防ぐ。(良いかみ合わせの確保)
③ブラックトライアングルの解消。(歯冠乳頭の位置の調整)
④コンタクトポイントの位置と面積の調整。(不良な歯と歯の接触関係の改善)
正常な歯並びや噛み合わせには、上顎と下顎の歯幅に適正なバランスがとれていることが理想的になります。
歯幅がバランスから大きく外れている場合や、矯正治療において歯列を並べる隙間を確保するため、
歯横のエナメル質を薄く削り適正なサイズになるよう調整する治療が必要となります。
この治療をディスキングと呼びます(他に、IPR(Inter Proximal Reduction)とも言います。)
【 IPRは痛くない安全な処置 】
「健康な歯を削る」というと困惑される方もいらっしゃると思いますが、
歯を研磨するような道具で約0.3mm細くするIPRは麻酔も必要なく、痛みもありません。
1歯につき30秒程度で、フッ素塗布を行う為、虫歯も予防できますし、歯がしみる事はありません。
研究報告から虫歯リスクが上がらない安全な方法である。(Zachrissonらの報告)
また、歯肉を傷つけないよう細心の注意を払っておりますので、ご安心ください。
当医院では主にインビザライン矯正の際にIPR(ディスキング)を治療計画内に入れて、
動かすためのスペースを作り、その隙間を利用して歯を並べていきます。
また、クリンチェックという治療計画を患者様にも共有しますので自分の歯が
どうやって動いていくのか実際に3Ⅾ的に見ることもできます!
矯正に関してのご相談や、自分の歯並びや噛み合わせが気になる方
自分の歯の大きさが気になる方は気軽にご相談ください★