こんにちは! 北千住すずらん歯科です 🕊️🌿✨
突然ですが、みなさんは『噛む』ことをどれだけ意識しながらお食事をしていますか。
日本の伝統食といえば、自然と咀嚼回数が増える雑穀や大豆、野菜を用いた健康食が多く
食物繊維も豊富で栄養バランスが良いとされています。
一方で、現代の食生活は時間に追われながら食事をすることも増えて
ファストフードなどの 早くて、美味しい、柔らかい 食べ物を好む傾向があり、
昔と比べると食事にかける時間や噛む回数が減っているようです。
食事から栄養を摂取している私たちにとって噛むことは健康に深く関わり、
今日からできる手軽な健康法のひとつでもあります。
みなさんは「8020(ハチ・マル・二イ・マル)運動」をご存知でしょうか。
1989 年より、日本歯科医師会が各種団体や国民に広く呼びかけきた運動で、
“80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”という意味が込められています。
この運動をさらに発展させていくために「ひみこの歯がいーぜ」という標語をつくり、
噛むことの大切さを呼びかけています。
噛む8大効用 【ひみこの歯がいーぜ】
ひ:肥満予防
よく噛まないで食べると食事が早くなり、満腹感を得るまでたくさん食べてしまいがちです。
よく噛むことで食べ物を十分に摂取したという満足感が得られ、肥満を防ぐことができます。
み:味覚の発達
よく噛むと素材そのものの味や固さがよくわかるようになり、
子どもたちの味覚の発達にもつながります。
こ:言葉の発音ハッキリ
よく噛むことは口の周りの筋肉や顎をよく使うため、表情が豊かになります。
自然と口をしっかり開けて話すと正しい発音ができます。
の:脳の発達
は:歯の病気予防
が:ガン予防
唾液中の酵素には、発ガン物質の発ガン作用を抑制する効果があると言われています。
よく噛むと唾液がよく出て食物と混ざり、がん予防に役立ちます。
いー:胃腸の働きを促進
唾液の消化酵素の分泌が増え、細かく噛み砕くことで胃腸の負担をやわらげます。
ぜ:全身の体力向上と全力投球
噛みごたえのあるメニューをプラスしてよく噛んで食べることを意識してみましょう!🌟