こんにちは!北千住すずらん歯科です🌼
今回は『歯の生えはじめから生まれ変わりまでの流れ』と『顎の成長 』についてお話します🦷
■6~7ヶ月頃
乳歯は、生後6~7ヶ月になると下の前歯から生えはじめます。
歯が生えてくる時期は個人差が大きいので、生えはじめるのが遅くても早くてもあまり気にしないようにしましょう😊👌
■1歳半頃
乳歯の奥歯が生えはじめます。この頃から食べ物をかみ砕いてつぶすことができるようになってきます。
1日1回の歯磨き習慣を付けましょう🪥
■2歳頃
乳歯の犬歯が生えてきます。この頃から野菜や肉などをかみ切る能力が高まります。
仕上げ磨きを嫌がる場合はポイントを絞って短時間で磨きましょう。
■3歳頃
乳歯の最後の奥歯が生えてきて、だいたい3歳頃までには20本の乳歯がすべて生えそろいます。
歯磨きの大切さを伝え、お子さんが進んで歯磨きできるようにしましょう。
また、顎は『よく噛む』ことで成長します。
食べ物を噛んで食事できるようになってきたら、よく噛んで食べることを習慣付けることが大切です。
【おすすめの食材】
〈根菜〉
・にんじん
・タケノコ
・レンコン
・ごぼう
〈葉物〉
・ほうれん草
・小松菜
〈果物〉
・りんご
・梨
〈海藻〉
・昆布
・わかめ
その他、キノコ類なども顎を成長させる食材と言われています。
食材をいつもより大きめにカットしたり調理法を変えるだけでも噛む回数を増やすことができるので、ぜひご家庭で取り入れてみてください♪
■6歳頃
乳歯から永久歯への歯の生え変わりがはじまります。
顎や身体の成長に合わせて6~12歳頃の間に永久歯に生え変わります。
生えてきたばかりの奥歯は歯ブラシが届きにくく汚れがたまりやすいので、特に丁寧に歯磨きをするようにしましょう。
永久歯がすべて生えそろう12歳頃までは仕上げ磨きをしてあげるのが理想的です。
12歳までというと長く感じるかもしれませんが、乳歯と永久歯が混在する時期はなかなかきれいに歯を磨くことができないため、大人のサポートが必要です。
生え変わり期の歯並びに合わせて、歯ブラシを縦・横・ななめにしてさまざまな角度から汚れを落としてあげましょう。
■顎の成長
近年食生活の変化により、やわらかいものを食べる機会が増え、顎が発達しないまま永久歯が生えそろうことで歯並びがガタガタになってしまう子どもが増えています😢
歯並びの状態にもよりますが、6~12歳くらいまでの成長ホルモンがたっぷりと出ている時期に顎を正しく育成すれば、大人になってから歯を抜いて矯正治療をする必要がなく、きれいに歯が生えそろいます。
歯並びが悪いと毎日歯磨きを頑張っていても虫歯になりやすかったり、かみ合わせが悪くなるなどデメリットが多いのでお子さんの歯並びが気になったらお早めにご相談ください🌟