みなさんこんにちは、北千住すずらん歯科です🦷
年末年始が明けると、仕事復帰や学校で忙しくされている方もいるのではないでしょうか?
肌寒さが続き、朝夜はとても冷え込みますね。体調管理には気を付けてお過ごしください。
今回は、歯を失った場合に行う治療のひとつであるインプラントについてご説明します✨
『 インプラントのメリット 』
① 自分の歯と同じように咀嚼可能
インプラントの最大のメリットは、自分の歯と同じように咀嚼できることです。ブリッジや入れ歯は噛むことが難しかったり、熱いものを食べることに抵抗がある方もいます。
補綴治療の咀嚼機能(噛む機能)をそれぞれ天然歯と比較すると、インプラントは90%程度、ブリッジは70%程度、入れ歯は20%程度ほどとなります。
インプラントは、天然歯と比べてみてもほとんど噛む機能が変わりません。しかし、入れ歯、特に総入れ歯は、天然歯と比べると硬い食べ物などが食べにくくなってしまいます。
② 周囲の健康な歯を守れる
インプラントは人工歯根を1本1本埋め込むため、独立した歯となります。そのため、ブリッジや入れ歯のように、周囲の歯を削ったり負担がかかったりすることはありません。
③ 丈夫で長持ち
インプラントは、おもにチタンやチタン合金という金属で作られています。チタンは顎の骨とよく結合するため、強く噛んでも耐えられる強度があります。
定期的にメンテナンスに通ってきちんとセルフケアをすれば、10年以上長持ちさせることも可能です。
④ 見た目がきれい
口元の印象は歯によって大きく左右します。入れ歯やブリッジの場合は色味が不自然であったり金具が見えたりと、見た目の印象が悪くなってしまいます。インプラントなら見た目も天然の歯と同じようにきれいになります。
『 インプラントのデメリット 』
① 保険がきかないため高額
インプラントは自費診療となるため他の治療法と比べると高額になります。また、どのくらい治療費がかかるかは、個人で異なります。手術前にカウンセリングをしっかり受け、治療費を確認のうえ治療を始めるとよいでしょう。ただ保険はききませんが、インプラントの治療費は医療費控除の対象になります。
医療費控除とは、1年間に10万円以上の医療費が発生した場合、所得に応じて治療費の一部が還付される制度です。
② 治療期間が長い
インプラントの治療期間は個々の症状によって異なりますが、約4~6ヵ月です。他の治療法と比べると治療期間が長くなります。治療期間については、インプラント治療を受ける前にしっかりと確認しておきましょう。
③ 定期的なメンテナンスが必要
手術後も定期的にメンテナンスに通い、インプラント周囲炎を防ぐことが必要です。
④ 麻酔下での手術が必要
インプラント埋入手術は、麻酔をともなった手術です。麻酔を安全に行なうため、身体の状態が良くないと手術を受けることはできません。持病・基礎疾患がある方は、カウンセリングの際に手術できるか医師に確認しましょう。
これらのメリットデメリットをふまえたうえで、ご自身にあった治療プランを提供していきます。
気軽にご連絡ください。