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歯周病かも!?

こんにちは。北千住すずらん歯科です🌻

今回は歯周病・歯周病治療についてお話していきます!

 

歯周病という言葉を聞くと「おじさんがなっているイメージ」や「毎日歯磨きしているから私は大丈夫」など考えている方はいませんか?

 

自分は大丈夫と思っていても歯医者で検査をすると歯周病の治療が必要だと言われるかもしれません

歯周病の人のイラスト

 

歯周病は、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊がきっかけで起こる歯周組織の病気です。

1㎎中に数億もの細菌がすみついていると言われており、その中の菌が出す毒素によって歯肉が炎症を起こします。

しばらくすると、歯垢(プラーク)は唾液中のミネラルと結合して石のように硬くなったのが歯石です。

歯石は歯と歯肉の間の歯周ポケットに溜まり、歯肉を刺激し続け、やがて歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かし始めます。

最終的に歯がグラグラになって歯を失う原因になってしまいます。歯周病の歯茎のイラスト

1度溶けてしまった骨は元には戻りません。歯周病がひどくなる前に予防・治療しましょう😬

 

歯医者で定期的なクリーニングを勧められるのは、歯磨きを毎日しっかりしている人でも完璧に磨けているわけではなく、磨き残しのところに歯石が溜まって歯周病になるのを防ぐためです❕

 

当院では定期検診(3か月ごと)に移行する前に歯茎の検査(歯周病検査)を行います。

歯ぐきの検査(歯周病検査)で歯周ポケットが深く、出血がある場合は歯周病治療へ。健康な歯肉であれば定期検診へと移行します。

歯周病と診断がついた人は歯周病治療に入ります。

 

歯周病治療の流れ(保険適応)

腫れた歯茎のイラスト(歯石あり)

ハブラシでは取ることのできない歯石が付いており、歯肉が腫れています

srpイラスト|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」

一気には取り切れないので部位を何回かに分けて歯石を取り除きます

歯の矯正のイラスト(裏側・女性)

全てのお掃除が終わったら、一か月間歯茎の改善を待ちます

一か月期間をあけてから、再度歯周病の検査をします

歯のきれいな猫のイラスト

健康に回復していれば治療は終了です😁

まだ歯肉に炎症がある場合は歯周病治療二回目を行います

 

これでも改善が見られない人には歯周外科治療をすすめています

歯周外科治療(自費)について

歯周外科治療とは保険の歯周病治療を行っても回復が見られない方、すでに骨がとけてしまっている方に歯石除去と歯茎の処置と同時に薬剤を用いて骨の再生を促すものです

手術は約一時間かかります

基本一回ですが難しい場合は二回行います

 

歯周病の感染源を徹底的に取り除いた後、健康な歯周組織(骨・神経・血管・歯肉)を再生する材料を塗布します。

治療後二週間ほどは消毒を何回か行います。歯周組織の再生は一年ほど続きます。

人工骨は、ゆっくりと時間をかけて吸収され、自家骨に置き換わります。

喫煙・コントロールされてない糖尿病、高血圧症その他全身疾患の既往によっては治療を行えない場合もあります。

 

自分は関係ないと思っていても気付かずうちに進行していることがあるので定期的な検診を受けましょう!!

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