こんにちは! 北千住すずらん歯科です🌞
もう、梅雨は明けたのでしょうか…?☔
毎朝出勤するだけでも汗をぬぐうのに必死です。
気温差や気圧の変化などにより、体調を崩しやすい時期ですね。
疲れも溜まりやすく、免疫力が低下することで
お口の中に違和感や痛みが生じることもあります😞💧
今回は、妊娠中のお口の中の変化 についてお話していきます。
足立区では、妊娠中に1回無料で受けられる「妊婦歯科健診」を実施しています。
当院も対象医院のため、健診にお越しいただく患者様も多くいらっしゃいます。
【足立区のホームページより🔍】
https://www.city.adachi.tokyo.jp/datahealth/fukushi-kenko/hatokuchinoqa.html
妊娠中はむし歯や歯周病のリスクが高くなると言われていますが、
適切なお口のケアによって予防することも可能です。
妊娠期の歯やお口の健康を保ち、安心してご出産を迎えていただく
お手伝いができれば幸いです🦷🌟
なぜリスクが高いと言われているのか🤷🏻♀️❔
妊娠中、血液中の女性ホルモンの分泌が増えると
唾液が影響を受け、量や質に変化が出ます。
量は出にくくなり、質はネバネバとした粘着性があります。
唾液は虫歯から歯を守る重要な役割を果たしており、
口内の汚れを落とす「自浄作用」や、
溶けた歯の修復をする「再石灰化」などの
おたすけ作用があります🦸🏻♀️✨
唾液の働きがされず、お口の中が乾燥することで
虫歯のリスクは上がります😣
そして、つわりなどで思うように歯ブラシができなかったりすると、
お口のトラブルはさらに悪化してしまいます。
妊娠時に見られやすい歯やお口のトラブル⚡
■歯肉に腫れが出て、出血もある
■冷たいものや熱いものがしみる
■歯や歯肉に痛みがある
■唾液がネバネバして口臭が気になる
■気分が悪く、歯みがきができない
■食事回数が増えて、歯垢が溜まりやすい
などが挙げられます。
上記は女性ホルモンの影響を受けて、お口の中に現れる変化です。
妊娠期は部分的に歯ぐきが赤く腫れやすく、痛みが出ることもあります。
症状自体は、歯ぐきが腫れたり出血しやすくなるだけで、
歯を支えている骨が溶けるまで状態が悪化することはありません😌
このような症状は特に妊娠4ヶ月頃までに起こりやすく、
それ以降は自然とおさまることが多いと言われています🌻
しかし、歯ぐきの表面が腫れあがり、歯を支えている骨にまで
炎症が到達する可能性もあるため、歯周病の予防を早めに行うことで
おなかの赤ちゃんが順調に育つことや、お母さんの安心にも繋がります。
ホルモンの分泌とそれに伴うトラブルが重症化しないように
できる限り歯と口を健康に保ち、口内環境を整えることがとても大切です🌷
歯ぐきが腫れている部分は出血しやすいため、
「触らないほうがいいのかな….?」と気にして
歯ブラシを避けてしまう方も多いのですが、
優しくいつも通り磨いていただければ問題ないです😊🪄
妊娠中に関わらず、定期的に歯垢(プラーク)や歯石などの汚れを取り
歯ぐきの状態を含め、お口の中の管理を行なっていくのも
妊娠中のトラブルを未然に防ぐためにはとっても重要です。
ご自身ではなかなかお掃除しにくいところもあるかと思いますので
お気軽にご相談やクリーニングにいらしてくださいね🤗🌼