口内炎とは😣? - ブログ|北千住駅から徒歩3分、駅近の歯医者 北千住すずらん歯科

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口内炎とは😣?

こんにちは、すずらん歯科です🌼

今回は口内炎についてのお話です🦷

口内炎とは?

口の中や周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。

歯肉や頬の内側に中央部が浅くへこんで、2~10mm程度の丸く白っぽい潰瘍ができます。

唇の裏や、舌、のど、歯ぐきなど、口内炎は口の中のさまざまな部分に起こります。

歯ぐきにできたものは「歯肉炎」、舌にできたものは「舌炎」、唇の裏などにできたものは「口唇炎」、口角にできたものは「口角炎」と呼ばれます。

口内炎が悪化するしくみ

①粘膜を正常に保つためのビタミンの不足や、疲労、ストレス、ウイルス感染、外的刺激などにより、タンパク質分解酵素の一種プラスミンが発生します。

②増え続けたプラスミンによって、炎症のもと(ヒスタミン)や痛みのもと(プロスタグランジン・ブラジキニン)が出て、血管を拡張します。

③炎症を起こすと血管からこれらの物質が漏れ出やすくなり、むくみが起こり、痛みが発生します。

④炎症が続くと、粘膜の表面がただれてびらん様になります。

⑤さらに、ただれた部分がえぐられ、口内炎ができます。

 

口内炎の原因はストレス・栄養不足・口の中を噛む・病気の影響など

口内炎の原因はさまざまです。

ストレスや栄養不足などによる免疫力低下や、口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激、ウイルスなどによる感染が考えられるほか、原因不明な場合もあります。

他の病気の一症状として口内炎が起こる場合もあるので注意が必要です⚡

 

★アフタ性口内炎

一般的にもっとも多くみられるのがアフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)です。

皆さんも食事の時にしょうゆやドレッシングなどがしみたり、食べ物が触れるだけで痛むため、噛んだり飲み込んだりするのがつらい経験をしたことがあるのではないでしょうか😣

原因ははっきりわかっていませんが、ストレスや疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB2が欠乏すると口内炎ができます)などが考えられています。
アフタ性口内炎にかかると、赤く縁取られた2~10mm程度の丸くて白い潰瘍が、ほお・唇の内側・舌・歯ぐきなどに発生します。

小さなものが2~3個群がって発生することもあります。

普通は10日~2週間ほどで自然に消滅してあとは残りません。
なかなか治らないとき、範囲が広いとき、何度も再発するときはベーチェット病などほかの病気の一症状であったり、薬が原因の場合もあるのですぐに病院へ行きましょう。

★カタル性口内炎

カタル性口内炎は、入れ歯や矯正器具が接触したり、ほおの内側を噛んでしまったりしたときの細菌の繁殖、熱湯や薬品の刺激などが原因で起こる口内炎です。

口の粘膜が赤く腫れたり水疱ができたりします。

アフタ性とは異なり、境界が不明瞭で、唾液の量が増えて口臭が発生したり、口の中が熱く感じたりすることもあります。

また、味覚がわかりにくくなることもあります。

★ウイルス性口内炎

ウイルスが原因で起こる口内炎もあります。

単純ヘルペスウイルスの感染が原因のヘルペス性口内炎(口唇へルペス)は、主に唾液などの接触感染や飛沫感染によって感染します。

ほかにも梅毒・淋病・クラミジアなど、性感染症(STD)による口内炎が知られています。

またカビ(真菌)の一種であるカンジダ菌は、もともと口の中に存在する常在菌のひとつですが、免疫力が低下したりすると増殖し、カンジダ性口内炎を発症することがあります。
ウイルス性口内炎に多くみられる多発性の口内炎は、口の粘膜に多くの小水疱が形成され、破れてびらんを生じることがあり、発熱や強い痛みが伴うことがあります。

★その他の口内炎

特定の食べ物や薬物、金属が刺激となってアレルギー反応を起こすアレルギー性口内炎、喫煙の習慣により口の中が長期間熱にさらされることにより起こるニコチン性口内炎などもあります。

ニコチン性口内炎の場合は、口の中の粘膜や舌に白斑ができ、がんに変化するおそれもあります。

 

口内炎にならないためには?

🔸お口の中を清潔に保つ

お口の中が不潔だと、細菌が繁殖して免疫力が低下してしまいます。

清掃が困難な場合もありますが、できる限り丁寧なブラッシングやうがいを心掛けお口の中を清潔に保ちましょう🪥

🔸睡眠不足や栄養バランスに注意する

夜更かしや不規則な生活は大敵です。

過労を避けて、十分な睡眠をとりましょう。

またバランスの良い食事、特にビタミン類(A,B2,B6,C群)を多く含んだ食品を摂るように心掛けましょう🥗

🔸お口を傷つけないよう気を付ける

歯ブラシで粘膜を傷つけることもあります。

歯ブラシは硬すぎず、適度な大きさのものを選びましょう。

また合わない入れ歯やかぶせ物などは早めに調整してもらうことも大切です🧑‍⚕️

🔸お口の乾燥を防ぐ

唾液には殺菌作用もありますが、お口が乾燥していると粘膜の免疫力が低下して口内炎になりやすいとされています。

十分な水分補給を心掛けたり、唾液分泌を促進するためにガムを噛むのもオススメです🥤

口内炎ができているときには?

熱いもの、硬いもの、塩味や酸味が強いものや香辛料を含む刺激の強いものは口内炎の症状を悪化させるので避けましょう。

軟らかい食べ物や液体など喉を通りやすいものが食べやすいです🍲

口内炎になりにくい食事は?

粘膜の代謝を良くするビタミンB2、B6 群、また粘膜の働きを保つビタミンA、C群を積極的にとりましょう。

一般的には口内炎は休養を取ったり、栄養バランスを整えたりすることで、自然に消失します❤️‍🩹

口内炎の治療法

🔹薬物療法

口内炎の治療には、一般的には殺菌・消毒効果、抗炎症作用のあるステロイドを含有した軟膏が使用されます。

塗り薬以外にも、薬が流れ落ちないようなフィルム状のタイプや錠剤を貼るタイプ、またお口の奥に使いやすいスプレータイプもあります。

なお、ウイルス性口内炎では、原因となっているウイルスに効く抗ウイルス薬を使用します。

🔹レーザー治療

口内炎に対するレーザー治療は、平成30年4月より健康保険が適用されましたが、「再発性アフタ」が適応です。

殺菌・消炎鎮痛・組織の活性化などの効果があるレーザーを使用しますが、これにより痛みが軽減され、治癒を早める効果があるとされています。

 

口内炎ができると食事や会話など、日常生活にもストレスがかかりますのでなるべく予防・正しいケアが大切です✨

当院でも口内炎の塗り薬を処方することができます🩹

痛みがつらい時や何度も繰り返し不安な場合はお気軽にご相談くださいね😊

お口の中を清潔に保つことも予防にはかかせないので、定期検診やクリーニングのご予約もお待ちしております🦷

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