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乳歯の虫歯

こんにちは!北千住すずらん歯科です🦷✨

 

”乳歯が虫歯になっても永久歯に生え変わるのだから放置しても大丈夫だろう”

と思っている方はいらっしゃいませんか?

 

しかし、生え変わる歯でも虫歯の治療は必要なのです🥸

本日は乳歯の虫歯についてお話しします🦷

 

乳歯の虫歯の特徴


①虫歯の進行が早い

乳歯は、まだ歯の質が未熟でやわらかいという特徴があります。

そのため虫歯の進行がとても早く、気づかないうちに神経まで虫歯菌が及んでしまうことがあります。

特に乳歯の奥歯は溝が深いため汚れがたまりやすく、虫歯になりやすい場所です。

 

②歯の溝(裂溝)が深く磨き残ししやすい

乳歯はかみ合わせの溝が深く、歯ブラシの毛先をしっかり行き届かせるのが難しい形態をしています。

③家族が虫歯

虫歯菌は、生後間もなく〜2歳半くらいの時期が特に感染しやすく、食事の際の口移しや箸・スプーン・指などからも感染します。

 

④間食が多い

”歯磨きはいつもしているのになぜか虫歯になってしまう😢”

というお子様も多いのではないのでしょうか。

だらだらおやつを食べていると、常にお口が酸性の状態になってしまい、虫歯ができやすくなってしまいます。

おやつを食べる時間を決めることが大事です。

 

 


乳歯の虫歯を放置すると


永久歯も虫歯のリスクが増える

乳歯の虫歯は自覚症状がないことが多く、いつの間にか進行して痛みが出てしまうということも少なくありません。

乳歯の下には永久歯が少しずつ形成して生え変わりを待っているので、進行した虫歯は永久歯がむし歯になるリスクを高くしてしまいます。

②歯並びが悪くなる可能性がある

乳歯に大きな虫歯があって、穴が開いている場合には隣の歯が少しずつ傾くことがあります。

すると、永久歯は本来生えてくるはずの場所ではないところに生えてきて歯並びが悪くなることがあります。

永久歯の歯並びが悪くならないように、乳歯の虫歯もきちんと治療しましょう🪥

 

③顎の成長に影響する

乳歯の虫歯を放置すると、顎の成長に悪影響を及ぼすことがあります。

成長期の子供の顎は、しっかりと噛むことで発達しますが、虫歯があると痛みを避けるために正しい位置で噛まず、偏って噛んでしまうことが多いです。

すると、顎の成長がきちんと促されずにうまく発達しない可能性があります。

顎の発達が悪いと永久歯が並ぶスペースが確保できず、歯並びが悪くなることにもつながります。

 


まとめ


生え変わるからと言って乳歯の治療を行わないと永久歯にも様々な悪影響が及んでしまいます。

また、『生え変わり期に乳歯の虫歯がある=口の中に虫歯菌がいっぱいいる』

ということになるため、生えたての未成熟な永久歯も必然的に虫歯のリスクが上がります。

永久歯を守るためにも、乳歯の虫歯は早めに治療しましょう🙂

 

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