足立区千住1丁目30−3 カノン千住2F

03-6812-0527

Blogブログ

口呼吸の原因と改善方法

こんにちは!北千住すずらん歯科です🌼

 

今日は『口呼吸になってしまう原因と改善方法』についてお話します👄

普段誰もが無意識にしている呼吸ですが、気づいたら口がポカンと開いた状態で呼吸をしている・・・

という人も意外と多いのではないのでしょうか。

日本人の多くは無意識に口呼吸をしていると言われてます。

(“口呼吸”とは鼻からの呼吸が行えず、長時間にわたって口から呼吸することをいいます。)

口呼吸は歯並びの悪化や口腔内および全身の疾患につながる可能性があるため注意しなくてはいけません👀

 

 

まずは口呼吸をしていないかチェックしてみましょう

□ いつも口が開いている

□ いびきをかきやすい

□ 口が渇きやすい

□ 鼻が詰まりやすい

□ 朝起きた時喉がカラカラする

□ 口臭が気になる

□ 歯のかみ合わせが悪い

□ 口内炎ができやすい

 

【口呼吸になってしまう原因】

①口唇閉鎖力(こうしんへいさりょく)の低下

口呼吸の原因の一つとして、口唇閉鎖力(口を閉じる力)の低下 があります。

鼻炎や歯並びが悪い等の理由で口呼吸を続けていると鼻呼吸をしなくなり、口唇閉鎖力が落ちます。

すると、安静時でも口がぽかんと開いた状態で呼吸をする”口呼吸”になってしまうのです。

 

②鼻咽腔疾患による弊害

風邪やアレルギーによる鼻炎など、何らかの原因で鼻づまりがある場合です。

子どもの場合は、アデノイド(咽頭扁桃)が肥大して鼻の通りを悪くしているケースもあります。

 

【口呼吸による悪影響】

 

①歯並びを悪化させる

口呼吸は、開咬や上顎前突、叢生といった不正咬合や歯肉炎などの歯周疾患の原因となります。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舌は「スポット」と呼ばれる口の中の天井部分に収まっているのが正常な状態です💡

 

 

 

 

 

 

 

 

そこからの舌の圧力と唇の力、頬の圧力がバランスを取り、歯並びを正常な位置へと導きますが、口呼吸が癖になると舌が下がって力のバランスが崩れ、頬の圧力が優位になってしまいます。

すると、頬からの力により歯列が内側に押され狭くなり、歯並びが悪くなってしまうのです。

また、常に口を開けていると下顎が下方向へと成長し、出っ歯や開咬といった不正咬合が生じたり顔つきも変わってきます。

 

②睡眠時無呼吸症候群の原因となる

口呼吸の人は睡眠中も口を開けているので、仰向けで寝ると下顎や舌が下がって気道がふさがり、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすことがあります。

 

③免疫力が下がり、風邪をひきやすくなる

口が乾燥するので唾液の抗菌作用を受けられないのも重大な問題です😵

唾液は粘膜保護や歯の再石灰化を促しますが、唾液が枯渇すると、これらの作用がすべて受けられません。

口呼吸は細菌やウイルスなどの異物、温度調節のされていない外気を直接吸うことになるので、風邪や虫歯になりやすいという報告もあります。

口呼吸を治す方法

1 鼻呼吸を意識して行う

2 舌が上顎につくよう意識する

3 口周りの筋力を鍛えるトレーニングをする

4 耳鼻科・歯科を受診する

 

 

当院では、歯科衛生士によるMFT(口腔筋機能療法)指導を行っています✨

(MFT・・・正しい舌の動きや正しい口のまわりの筋肉の動きを正しく機能させる訓練のこと)

お気軽にご相談ください😊

 

 

 

 

 

ネット予約
TEL 03-6812-0527