こんにちは!北千住すずらん歯科です🌼
あっという間に明日から12月ですね🎄
クリスマスに年末年始とイベントがたくさん!今年も残すところあと1ヶ月、体調管理をして元気に過ごせるようにしましょう😊
今日は咬筋ボトックスについてご紹介します💉
最近よく問題を訴える患者様が多い食いしばりや顎関節痛。
ストレスが多い現代社会に加えて、コロナ禍でマスク生活が長かったことも影響し、
多くの方に食いしばりによる悪影響が生じています。
そのようなお悩みを抱えた患者様に当院で行っている治療法としては、
⓵バイトプレート(マウスピース)の作成及び、TCH(Tooth Contacting Habit の略で、日本語で言えば、上下の歯を接触させる癖のこと)についての行動療法の指導
②咬筋ボトックス注射
があげられます。
⓵については、
まず、歯型を取り薄いプレートタイプのマウスピースを作成します。(顎関節の状態を確認するためにx線撮影等が必要になる場合があります)
1週間ほどお日にちがあれば完成しますので、後日受け取りに来院していただき、
その際に顎関節の負担が減るようにマウスピースに材料を盛り足しながら
高さの調整をしてお渡しします。
1~2週間ほど使用していただき、その後の経過をみさせていただきます。
基本的には寝るときに使用していただくものですが、日中も食いしばりの自覚がある方は
日中にも使用していただいても構いません。
こちらは保険適応の治療なので、約3,000円ほどで作成することが出来ます。
ただし、症状の度合いによってはバイトプレートだけでは症状の緩和が難しい場合もありますので、そういった方には咬筋ボトックス注射をおすすめしています💉
咬筋ボトックスってご存じですか🧐?
咬筋とは歯を食いしばった時に顎の外側で硬くなる筋肉で、硬い食べ物をかみ砕くときに働きます。
咬筋が発達するとエラが張ったような輪郭になるので、エラ張りは元の骨格が原因ではない場合があります。
咬筋は硬いものをよく食べる、歯ぎしり、ストレスによる奥歯の噛み締め癖などの生活習慣によって無意識のうちに鍛えられてしまっています。
無意識に筋トレしているのと同じ状態です😮
無意識の筋トレによって鍛えられた咬筋は、過度に緊張している状態なのでずっと緊張時状態にあると、顎が疲れている感じや痛みが出ることがあります。それに伴って、頭痛や肩こりなども引き起こします。
咬筋の張りが強い方や小顔にしたい方は咬筋にボトックス(ボツリヌストキシン)という筋肉の動きを休ませる注射をします。
注射後、早くて3〜4日で咬筋の筋力が落ち、自然に少しずつ細くなっていきます。
最短で1週間〜約3週間もするとエラのでっぱりが小さくなってきて効果を実感します。
当院で取り扱っている製剤の効果持続期間は4~9ヵ月ほどと言われており、他社のものよりやや長く効果が継続するようです。
ボトックスというと、歯科というよりは美容外科などのイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、
当院でも施術を受けることができます!🙂
保険適応の治療ではないので価格は1回33,000円となります⚠️
続いて、ボトックス注射を受けるメリットとデメリットについてです
<メリット>
咬筋の過緊張によって引き起こされる以下の症状の緩和
・歯ぎしり、食いしばり
・顎の痛みや疲れ
・頭痛
・肩、首周りの痛みやコリ
・睡眠の質の低下
・歯周病の進行
・顎関節症の症状の緩和
・咀嚼筋肥大による顔貌の変化の改善
・歯の破折の予防
<デメリット>
以下のようなリスク・副作用が起こる場合があります
・一時的に痛みや腫れ、内出血を起こすことがある
・アレルギー症状が出ることがある
・過剰投与によりボトックス注射が効きにくくなることがある
・緊張筋以外の部位に投与すると、食事が摂りにくくなることがある
・妊娠中、授乳中、妊娠の疑いがある方には施術が行えない
・女性は投与中及び最終投与後、3回以上月経を迎えるまでは避妊する必要がある
・男性は投与中及び最終投与後、少なくとも半年程度は避妊する必要がある
・筋弛緩作用のあるお薬を内服中の方には施術を行えない場合がある
・15歳未満は注射できない
小顔に見せたいという方だけでなく、食いしばりや歯ぎしりによる顎の痛み、肩こりや頭痛がつらいという理由で
施術を受ける方はたくさんいらっしゃいます!
実際にボトックスを打ったスタッフもいるのですが、効果が持続している間は確かにエラの張りが目立ちにくくなり、
食いしばりも緩和されていると実感していました😯
(効果の感じ方には個人差がありますのでご了承下さい🙇♀️)
辛い肩こりや頭痛、顎の痛み、食いしばりによる歯の痛み、エラの張りなどにお悩みの方はぜひ一度ご相談下さい✨
ご来院お待ちしてます🦷