こんにちは!北千住すずらん歯科です。
樹木の花粉も落ち着いてきて、多くの方がほっと胸を撫でていらっしゃる季節ですね。
GWも控え、このまま良いお天気が続いてくれることを祈る今日この頃です。
宇宙と“新薬”
皆さんは宇宙で新薬が開発されていることをご存知ですか?
「宇宙でそんなことができるの!?」と、近頃の宇宙開発の進歩に驚きを隠せませんよね。
実は宇宙の “微重力状態”を上手に活用することで、新薬の開発が飛躍的な進歩を遂げているのです。
お薬の開発に欠かせない“タンパク質の結晶“のお話
タンパク質の結晶と聞いても、私たちには今一つピンときませんが、新薬開発の鍵を握る存在の1つです。
タンパク質が人体内で占める割合は約15%と水分に次いで多く、タンパク質は筋肉・骨・皮膚・毛髪などを形成し、
ホルモンや免疫機能とも密接に関わるなど、人体機能を語る上で無くてはならないものです。
このタンパク質を宇宙に運び、微重力状態で結晶化した所、地球よりもはるかに良い状態で取り出せることが明らかになりました。
これまで私たちの住んでいる地球は温度変化や重力があるためタンパク質の結晶を大きく成長させることが難しく、
完成までに多くの時間を要していましたが、地球と比較して温度の変化が少ない・無重力に近い状態の宇宙では、
タンパク質の結晶が育ちやすい条件が揃い、地球とは比較できないほど大きく綺麗な結晶を取り出すこと可能だったのです。
ISSの「きぼう」で誕生した歯周病薬の希望
宇宙で生成したタンパク質の結晶を利用して今、創薬研究が盛んに行われているという訳ですが、
国際宇宙ステーションISSにある日本実験棟「きぼう」で行われたタンパク質結晶生成実験結果をもとに、
岩手医科大学薬学部・昭和大学薬学部・長岡技術科学大学・長岡工業高等専門学校とJAXAグループが歯周病菌の増殖を抑制する化合物を発見しました。
この化合物が歯周病菌に強く作用することが分かり、歯周病に効果のある抗菌薬の開発が期待されているところです。
日本人の約8割近くが罹患すると言われている歯周病
歯周病は歯肉炎・歯周炎・歯槽膿漏などの総称ですが、軽度の歯肉炎まで含めると日本人の成人の有病率は8割にも迫る勢いです。
最悪な場合、歯が脱落することで知られる歯周病ですが、現在の治療法は歯石を除去する物理的な治療がメインで、残念ながら特効薬はありません。
宇宙での実験によって歯周病菌の新薬が実用化する運びとなれば、歯周病治療の選択肢が広がる嬉しい未来が見えてきますね。
弾道ミサイルに端を発した宇宙開発が、多くの人たちを救うことに
アメリカとソ連の冷戦、軍事ロケットの開発で発展した宇宙開発ですが、
今では新薬の開発など人類に役立つ平和的な方法で利用されていることに喜びを感じずにはいられません。
今後も宇宙が国の境目なく平和に利用されることを願います。
足立区北千住で歯周病でお悩みの方はすずらん歯科までご相談ください。
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