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セプトカインをご存知ですか?💉

こんにちは。北千住すずらん歯科です。



セプトカインをご存知ですか?💉



〜麻酔が効きにくい方にも安心の新しい選択肢〜



当院では、患者さまにより快適な治療を受けていただくために、「セプトカイン」という麻酔薬を導入しております。



このセプトカインは、海外ではすでに30年以上前から使用されている実績のある麻酔薬です。特に、麻酔が効きにくいと感じていた方にも効果を発揮しやすいとされ、多くの国で信頼されています。







●日本では、ついに2025年に正式認可!



これまで日本では使用できなかったセプトカインですが、ようやく今年(2025年)から国内でも使用が認められ、当院でもいち早く導入いたしました。







●セプトカインの特徴とメリット



従来の麻酔薬(オーラ注など)と比較すると、以下のような多くの利点があります。

💉 麻酔が効きにくい方にも有効

💗 心拍数が上がりにくく、ドキドキしにくい

🕒 治療後の麻酔が早めに切れるため、違和感が少ない

😊 より快適に治療が受けられる



オーラ注に比べて薬剤の価格は約2倍となりますが、それ以上の安心感と快適さを実感される患者さまが多くいらっしゃいます。







●実際の患者さまの声



当院でセプトカインを使用された患者さまからは、

「今までの麻酔の中で、一番よかった!」

「治療中も不安が少なく、終わったあともスッキリしていました」

といった嬉しいお声を多数いただいております。







●最後に



麻酔が不安でなかなか治療に踏み出せなかった方にも、安心して受けていただけるよう、今後も患者さまの立場に立った医療を提供してまいります。



セプトカインについて気になる点がございましたら、どうぞお気軽にスタッフまでお声かけください。

最新ARメガネ導入!!

全世界でのインビザラインの累計症例数が2000万症例を突破しました。ビックデーターが集まることで、更なる進歩が見込まれると、インビザライン社の方が言っていました。
さて、今日はARシステムのご案内です。
まずARをご存知でしょうか⁉️

(ARとは、現実世界を仮想的に読み取る技術の事をいいます。)
近々、当医院でARが体験できるようになります✨
(ご希望者のみ)
歯科でどんな体験できるかというと、先生の治療がリアルタイムでメガネを通して目の前で見えます‼️
先生がいつもつけているレンズは最大10倍まで拡大して見ることができますが、マイクロスコープは最大20倍にもなります。
その視野を、ARメガネをつけることで患者様にもスタッフにも共有する事ができます。

1000円札の野口英世さんの左目です。

今まで、歯科治療を熟練するまで先輩の行ってる処置をモニター越しに見ながら習得したり、患者様に共有したい場合は録画して一旦治療を止めてお見せするとなるので、治療時間の確保が大幅にかかり現実的に難しいものがありました。
しかし、ARメガネを導入することでリアルタイムに見せることができる為、患者様がどんな治療を受けているかの不安だったり、なぜ根の治療に時間がかかるのかが一緒に画面共有、情報共有することで解消される一つになり、安心して治療を受けて頂けると思います✨
また、このメガネを通して全スタッフの技術向上できる一手になるはずなので使いこなしていきたいと思います。
なお、このARメガネ‼️画面共有だけでなく様々な事にも利用できる最新の技術も搭載されています✨
大阪万博で発表される予定の技術を当医院でも導入予定です✨
気になった方はスタッフまでお声がけください。

妊娠中の歯のケアが大切な理由とは? 〜ママと赤ちゃんの健康のために〜

 

こんにちは。北千住すずらん歯科です🦷

今日は、最近とても増えている相談の「妊娠中の歯のトラブル」についてお話します!

実は妊娠中は、お口の中にさまざまな変化が起きやすい時期

「妊娠したら虫歯が増えた気がする」「歯ぐきから出血する」「つわりで歯磨きがつらい」――そんな悩みを抱える妊婦さん、とても多いんです。

今日は、「なぜ妊娠中に歯のケアが大切なのか」「どうやってケアすればいいのか」をわかりやすくご紹介していきますね。

妊娠中の身体はどう変わる?

妊娠中はホルモンバランスが大きく変化します。

特に「エストロゲン」「プロゲステロン」という女性ホルモンの分泌量が増えることで、体のあちこちに影響が出てきます。

そのひとつが、口の中。ホルモンの影響で歯ぐきが腫れやすくなり、出血しやすくなる「妊娠性歯肉炎(にんしんせいしにくえん)」という症状が起きやすくなるんです。

また、妊娠初期のつわりによって食生活が偏りやすく、歯磨きもおろそかになりがち。その結果、虫歯や歯周病のリスクが一気に高まります

歯周病が早産や低体重児出産のリスクに?

ここで、ちょっとドキッとするようなお話を…。

近年の研究では、「妊娠中の歯周病」が早産や低体重児出産のリスクを高める可能性があることがわかってきました。

歯周病によって炎症が起きると、体の中で「プロスタグランジン」という物質が増えます。これは本来、陣痛を引き起こす働きがあるのですが、歯周病によってこの物質が増えすぎてしまうと、本来の出産時期よりも早く陣痛が始まってしまうことがあるんです

つまり、お口の中の炎症が、おなかの赤ちゃんにまで影響を与えてしまう可能性があるというこ

これって、ちょっと怖いですよね。

だからこそ、妊娠中の歯のケアは「ママのため」だけでなく「赤ちゃんのため」にもすごく大切なんです。

妊娠中に起きやすいお口のトラブルとは?

では、実際にどんなトラブルが起きやすいのか、よくあるケースをまとめてみました。

● 妊娠性歯肉炎

妊娠中の女性の約7割以上が経験するといわれる歯ぐきの腫れや出血。

歯磨きの時に「血が出るなあ」と感じたら、早めの対処が必要です

● 虫歯の悪化

つわりで甘いものばかり食べたり、酸っぱいものをよく食べる妊婦さんも多いです。

しかも歯磨きがつらくなる時期なので、虫歯が一気に進行してしまうことも…。

● 歯ぐきにできるしこり(妊娠性エプーリス)

歯ぐきに赤くて柔らかい“こぶ”のようなしこりができることがあります。

妊娠後期に自然に小さくなることが多いですが、出血しやすくなるため注意が必要です。

妊娠中でも歯医者に行って大丈夫?

「妊娠中に歯医者に行っていいの?」と心配される方も多いのですが――

✅ 基本的に、

安定期(妊娠16〜27週)であれば治療や検診は問題ありません

むしろ、何かトラブルが起こる前に一度受診しておくことをおすすめします

ただし、

  • 妊娠初期(〜15週):つわりや体調不安定のため、緊急時以外は控えめに
  • 妊娠後期(28週〜):おなかが大きくなると診療姿勢がつらいこともある

など、体調に合わせた判断が必要です。

心配な方は、かかりつけの産婦人科と歯科に相談してくださいね。

妊娠中のおすすめセルフケア方法

ここでは、妊婦さんが自宅でできるお口のケア方法をご紹介します。

● 無理せず磨けるタイミングで

つわりがつらいときは、1日3回きっちり磨くのは難しいかもしれません。

そんな時は、寝る前だけでも丁寧に磨くことを意識してみましょう。

● 小さいヘッドの歯ブラシを使う

奥まで届きやすく、気持ち悪くなりにくいコンパクトな歯ブラシがおすすめ。

歯磨き粉は使わずに、水だけで磨いてもOKです。

● フッ素入りうがい薬を活用

歯磨きが難しい日は、フッ素入りの洗口液などを使うだけでも予防効果はあります。

● 食後の口ゆすぎ

外出先でも簡単にできるケア。食べたあとに口をゆすぐだけで、かなり違います!

まとめ:ママの健康が、赤ちゃんの未来をつくる

妊娠中はどうしても体調が優先になってしまい、お口のケアは後回しにしがち。

でも実は、歯や歯ぐきの健康が「おなかの赤ちゃんの健康」につながっていること、ぜひ覚えておいてください。

歯医者さんでのチェックは、虫歯や歯周病の早期発見だけでなく、安心して妊娠期間を過ごすための大事な一歩です。

妊娠がわかったら、できれば安定期に入る前後に一度、歯科医院に相談してみるのがおすすめです。

最後に。

この記事を読んで「ちょっと歯医者に行ってみようかな」「フロス使ってみようかな」と思ってくれたら、嬉しいです☺

未来のママと赤ちゃんの笑顔を守るために――

今日からできる小さなケア、始めてみませんか?

🏅日本顎咬合学会での口演発表🏅

こんにちは、すずらん歯科です😊

先日当院の大平理事長が日本顎咬合学会で口演発表してきました✨

以下、口演内容を掲載いたします。

 

🦷デジタル診断とインプラント治療で咬合再構成を行った症例

今回は、咬合崩壊した患者さんにデジタル診断をおこない、咬合再構成を行った症例をご紹介します。

この患者さんは、下顎臼歯部に大きな欠損があり、対合歯には挺出が生じていました。

また、残存歯には不適合補綴物や動揺歯が多数見られました。

治療方針・経過

治療方針として、下顎臼歯部欠損部にはインプラントを用いてバーティカルストップを確立し、咬合再構成を試みました。

また、審美性と機能性の両立を目指し、前歯部にはマウスピース矯正を行い、叢生(そうせい)を改善しました。

術後3年が経過しましたが、経過は良好で、患者さんにも満足していただけています。

考察:デジタル技術による精密な治療計画

治療前にはデジタルセットアップを行い、インプラントと矯正を組み合わせてアンテリアガイダンスの確立を図りました。

これにより、安定した咬合再構成が可能となりました。

さらに、インプラントのプロビジョナル(仮歯)によって骨密度の改善を促し、挺出歯の圧下も確実に行うことができました。

前歯にセラミックを連結固定することで、審美的にも機能的にも満足してもらいました。

 

当法人の先生や衛生士も口演発表にかけつけました👏

今後も医療の質の向上を追求し、患者様に提供できるよう努めてまいります。

 

医療法人社団 健晃会

大平 晃

仮歯はずっとつけてても大丈夫?一生使えるものなの?

みなさん、こんにちは!北千住すずらん歯科です🦷

 

今回は、歯科医院での治療過程で必要な「仮歯」についてご説明していきます。

仮歯は、最終的な被せ物が入るまでの間につけるものですが、どのような役割を果たしどれくらいの期間持つのかなど、詳しくお話ししていきます😊✨

【仮歯とは?】

仮歯は、最終的な被せ物が完成するまでの間、一時的に装着される歯のことを指します。通常、プラスチックや樹脂でできており、形や色を調整しやすいのが特徴です。

その名の通り仮の歯として、本物の被せ物が入るまでの間、食事など口の中で活躍する歯のことです。

歯科の業界では『テンポラリー・クラウン』『TeC(テック)』と呼ばれます。

 

 

【仮歯の役割】

  • 周囲の歯の保護
    欠損した歯の周囲の歯が動いたり、傾いたりするのを防ぎ、最終的な被せ物がより正確に適合するようにします。

  • 噛み合わせのバランスの維持
    噛み合わせが崩れるのを防ぎ、顎の関節への負担を軽減します。

  • 食事や発音の補助
    食事をしたり、発音したりする際に、自然な状態を保つことができます。

  • 審美性の回復
    欠損した歯の代わりに、見た目を整え、自信を持って生活できるようサポートします。

  • 治療の評価
    最終的な被せ物が装着される前に、仮歯で噛み合わせや適合などを確認し、治療計画の修正に役立てます。

  • 細菌などから患部を守る
    インプラント治療などで、細菌感染を防ぐ蓋のような役割を果たします。

  • 歯根膜の刺激を維持
    噛む感覚を維持し、歯根膜の機能を維持することで、最終的な被せ物が装着された際に、違和感を少なくします。

  • 歯の移動を防ぐ
    歯が隣の歯に向かって移動するのを防ぎます。

  • 外部からの刺激から守る
    治療中の歯を、熱いものや冷たいもの、歯磨きなどから保護します。

仮歯は、治療中の口腔内環境を安定させ、最終的な治療結果に大きく影響を与える重要な役割を担っています。

 

【仮歯の寿命は?】

仮歯の寿命は口腔内の状態によって異なりますが、約1ヶ月程度とされています。

長時間装着していると劣化してしまい、強度が落ちてすり減ってしまうため、いつ壊れてもおかしくない状態になってしまいます。

 

【仮歯をつけている間に気をつけるポイント】

・硬い食べ物や粘着性のあるものはできるだけ避ける

普段のお食事には特に支障はありませんが、あまり硬いものや粘着性のあるものを食べたりすると取れたり割れたりする可能性が高くなります。仮歯は一時的なものですが、ないと日常生活に支障をきたすため、できるだけ取れたり割れたりしないようにしていただくのが理想的です。

 

【仮歯のままじゃダメなの?】

仮歯は、一時的なもので最終的な歯が入る前のつなぎとして使用しているだけなので、長期間使い続けることはやめましょう。

セラミックや金属に比べて柔らかい素材でできているため、長期間使用していると、いつの間にか削れてしまうリスクや割れてしまう可能性も。

また表面がザラザラしている材質のため汚れが着きやすかったり、取り外すことを前提に作成されているため歯茎との隙間があるため、虫歯や歯周病の原因にもなりかねません。仮歯と隣接している健康的な歯にまで悪影響を与えてしまう可能性があります。

仮歯をいれたらそのままにするのではなく、なるべく早く治療を受けることをおすすめします。

 

【仮歯が取れてしまったらどうすれば良いの?】

①仮歯を保管しておく

仮歯が取れてしまった場合は歯科医院で再度付け直すことが可能です。失くしたり捨てたりしないよう、保管しておきましょう。

②仮歯を自分でつけない

仮歯は、歯科医院で仮歯をつける専用のセメントを使用してつけています。違うものでつけてしまうとすぐ取れてしまったり、逆に取ろうとしても外れなくなってしまう可能性もあります。自分ではつけず、必ず歯科医院で治療をしてもらいましょう。

 

【まとめ】

仮歯はあくまで一時的なものであり、最終的な治療を受けることが重要です。

今回ご紹介した内容を参考に、仮歯の役割や注意点についても理解を深めてられたのではないでしょうか🧐

もし他にも疑問や不安な点があれば、いつでもスタッフにお声がけください😊

👩🏻お口の健康と全身の健康の関わり👨🏻

うちわで扇ぐ人のイラスト(女性)

 

こんにちは!北千住すずらん歯科です🦷

気温も高くなり、だんだんと夏の気配を感じますね🎐

今回は口腔内と全身の健康の関連についてお話します✨😁

かわいいライン素材「四つ葉のクローバー・てんとう虫」

 

「歯が痛い」「歯ぐきから血が出る」――そんなお口のトラブルを、単なる局所的な問題として軽視していませんか?😟

実は、口の中の健康状態は、全身の健康と密接につながっているのです。

お口は“健康の入り口”とも呼ばれ、日々の食事、会話、そして呼吸など、私たちの生活の基本を支える大切な器官です。

 

例えば、歯周病は日本人の成人の約8割がかかっているともいわれる国民病ですが、単なる歯ぐきの病気にとどまらず、糖尿病や心疾患、脳卒中、さらには認知症や誤嚥性肺炎などの全身疾患との関連が明らかになっています。

炎症を引き起こす歯周病菌が血流にのって全身に広がることで、様々な臓器に悪影響を及ぼすのです。

特に糖尿病とは“相互関係”にあります

歯周病があると血糖値がコントロールしにくくなり、逆に糖尿病が悪化すると歯周病も進行しやすくなるという、悪循環が生まれます。

 

また、妊娠中の女性では歯周病が早産や低体重児出産のリスクを高めることも報告されています🤰🏻

逆に、口腔ケアをしっかり行うことで全身の病気を予防・改善できる可能性もあります

定期的な歯科受診や、正しい歯みがき、フロスや歯間ブラシの使用など、日常的なケアを習慣づけることで、健康寿命を延ばすことにもつながるのです🦷🪥

つまり、「口の中だけの問題」と思っていたことが、実は命に関わる大きな病気のリスクにもなるということ。

 

これからは、毎日の歯みがきを「全身の健康を守る第一歩と考えてみてはいかがでしょうか?

 

夏のライン「パイナップル麦わら帽子」

 

当院でも定期的な検診、クリーニング随時受付しております✨

歯周病とタバコの深い関係 ~知らないうちに進行するお口のリスク~

歯周病とタバコの深い関係

~知らないうちに進行するお口のリスク~

「歯ぐきから血が出る」「口臭が気になる」「歯がグラグラする」──これらの症状、もしかすると歯周病のサインかもしれません。実は、歯周病は日本人の成人の約8割が罹患しているとも言われる、非常に身近な病気です。しかも、その進行を加速させる大きな要因の一つが“喫煙”です。今回は、歯周病とタバコの関係について詳しくお話しします。

歯周病とは?

歯周病は、歯を支える骨や歯ぐき(歯周組織)が細菌によって炎症を起こし、やがて歯を失ってしまうこともある病気です。歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)に歯垢や歯石がたまり、そこに棲みつく細菌が毒素を出すことで炎症が進行します。

タバコが歯周病に及ぼす影響

タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素などの有害物質は、歯周病のリスクを大きく高めます。その主な影響は以下の通りです。

1. 血流の悪化

ニコチンには血管を収縮させる作用があり、歯ぐきの血流を悪くします。これにより酸素や栄養が届きにくくなり、歯ぐきの健康が保たれにくくなります。

2. 免疫力の低下

喫煙者は白血球の働きが弱まり、細菌に対する抵抗力が低下します。その結果、歯周病菌に対抗できず、症状が悪化しやすくなります。

3. 自覚症状が出にくい

タバコを吸っていると、歯ぐきの炎症があっても腫れや出血などの症状が現れにくくなります。そのため、歯周病が気づかないうちに進行してしまうのです。

4. 治療効果の低下

喫煙者は歯周病の治療を受けても、非喫煙者に比べて効果が出にくく、治りが遅い傾向があります。また、インプラント治療の成功率も下がることが知られています。

禁煙がもたらすお口の健康

タバコをやめることで、歯ぐきの血流が改善され、炎症の回復も早まります。また、歯周病の予防や治療の効果も高まり、将来的に歯を失うリスクを減らすことができます。禁煙は、歯や歯ぐきだけでなく、全身の健康にも良い影響をもたらします。

最後に

歯周病は静かに進行する病気です。そしてタバコは、その静かな進行を一層加速させる危険因子です。毎日の歯磨きや定期的な歯科受診とともに、禁煙を意識することは、健康な口元を守る大きな一歩になります。喫煙習慣がある方は、ぜひ一度、歯科医院で歯ぐきの状態をチェックしてみてください。

【保存版】歯の着色が気になる方へ!着色しやすい食べ物・飲み物と対策まとめ

こんにちは、北千住すずらん歯科クリニックです。

毎日の食事や飲み物の中に、「歯に着色しやすいもの」があるのをご存知でしょうか?

「コーヒーや紅茶をよく飲むけど、最近歯の色が気になる…」

「ホワイトニングしても、またすぐに黄ばみが戻ってしまう…」

そんなお悩みを持つ方は意外と多くいらっしゃいます。

この記事では、歯の着色(ステイン)の原因となる食品や飲料、そして着色を防ぐコツをわかりやすくご紹介します。

1. 着色の原因「ステイン」とは?

まず、「歯の着色」の正体を知っておきましょう。

着色汚れの主な原因は「ステイン」と呼ばれる色素の沈着です。

ステインは、食べ物や飲み物に含まれる色素や、タバコのヤニなどが歯の表面(エナメル質)に付着して、時間とともに沈着することで起こります。

一度ステインが沈着してしまうと、通常の歯みがきでは完全に落とすのが難しくなります。特にホワイトニング後や、もともと白い歯の方は色の変化が目立ちやすく、「最近色がついたかも…」と感じやすい傾向があります。

2. 着色しやすい食べ物・飲み物一覧

ステインの原因になりやすい飲食物には共通点があります。

それは「色が濃く、酸性度が高い」こと。以下に代表的な例をまとめました。

【飲み物編】

● コーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶

タンニンという成分が含まれており、歯の表面に付着しやすく、長期間で茶色く着色します。

● 赤ワイン

ポリフェノールや色素成分が多く、歯を一気にくすませることがあります。

● コーラ・スポーツドリンク

炭酸で酸性が強く、歯の表面をわずかに溶かしてから色素を沈着させやすい状態にします。

● 野菜ジュース・ブルーベリージュース

果物や野菜に含まれる自然の色素(アントシアニンなど)も着色の原因になります。

【食べ物編】

● カレー

ターメリック(ウコン)由来の黄色の色素が強く、衣類と同じように歯にも色がつきやすいです。

● ミートソース・ケチャップ

トマトベースのソースは色素が濃く、酸性であるためステインの原因になります。

● 醤油・ソース・みりん

濃い茶色の調味料も、頻繁に使うことで歯に色が定着していきます。

● チョコレート

カカオの色素や糖分の影響で、着色や虫歯の原因にもなります。

● ブルーベリー・ぶどう・黒豆

天然の色素が豊富で、歯に色が移りやすい食材です。

3. 着色を予防する7つのポイント

「好きなものを我慢しないといけないの?」と思われた方、ご安心ください!

以下のようなちょっとした工夫で、着色リスクを大きく減らすことができます。

① 飲んだらすぐに「お水でうがい」

色の濃いものを口にした後は、お水で軽くゆすぐことで色素の沈着を防げます。

② ストローを使う

コーヒーやジュースなどをストローで飲むことで、歯に直接触れにくくなり、着色のリスクが軽減されます。

③ 食後に歯みがきをする

色素が定着する前に、丁寧にブラッシングすることが大切です。

ただし、酸性の飲食物の直後はエナメル質が一時的に弱くなっているため、30分ほど時間を空けてからみがきましょう。

④ 着色汚れに強い歯みがき粉を選ぶ

ステイン除去成分が配合された歯みがき粉を選ぶのも効果的です。ただし、研磨剤が強すぎる製品は使いすぎに注意!

⑤ 定期的に歯科でクリーニングを受ける

着色がひどくなる前に、プロによるクリーニング(PMTC)でしっかり除去しましょう。1〜3ヶ月に一度が理想です。

⑥ ホワイトニングでリセット

すでに着色してしまっている場合は、歯科医院でのホワイトニング治療がおすすめです。

⑦ 着色しにくい代替品を選ぶ

例えば、紅茶の代わりにカモミールティーなど色の薄いハーブティーを選ぶのも一つの手です。

4. 着色汚れと虫歯・歯周病の関係

着色そのものは虫歯や歯周病の直接的な原因ではありません。

しかし、着色の多い人はプラーク(歯垢)もつきやすい環境になっていることが多く、見た目だけでなく口内環境全体のリスクも高くなる傾向があります。

また、ステインがついた歯は「汚れて見える」「老けて見える」といった見た目の悩みにもつながります。

5. まとめ|着色しやすい食べ物と上手に付き合おう

色素の強い食べ物・飲み物は、私たちの生活に欠かせない存在でもあります。

無理に避けるのではなく、正しい知識とちょっとした工夫で“着色と上手につき合っていく”ことが大切です。

「最近歯が黄ばんできたかも…?」と感じたら、お気軽に当院までご相談ください。

プロのクリーニングやホワイトニングで、本来の白く美しい歯を取り戻しましょう!

◇ ご予約・お問い合わせはこちら

北千住すずらん歯科クリニック

〒120-0034

東京都足立区千住1丁目30−3 カノン千住 2F

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日/9:00~17:00

(休憩時間13:00~14:30)

休診日:祝日・年末年始

WEB予約も24時間受付中!

犬を飼っている人は要注意!?歯周病リスクが高くなる理由とは?

皆さんこんにちは!

前回歯周病についてお話しましたが、今回はさらに詳しくお話していきますね🦷

「うちの子(犬)の歯が心配…」という飼い主さんは多いですが、実はワンちゃんと暮らす“人間のほう”にも歯周病のリスクがあることをご存じですか?

最近の研究では、犬を飼っている人は、そうでない人に比べて歯周病にかかっている割合が高いというデータも出てきています。今回はその理由と、気をつけたいポイントをご紹介します。

■ なぜ飼い主さんの歯周病リスクが高くなるの?

考えられる主な理由は以下の3つです:
1. 犬との密なスキンシップ(口を舐められるなど)で菌が移動する
2. 飼い犬の口腔ケアが不十分で、菌が多くなっている
3. 口を舐められたあとに手や顔を洗わず放置する習慣

つまり、犬の口腔内にいる歯周病菌が、飼い主の口に入り込みやすい環境が日常的にあるということなんです。

■ 犬の歯周病にはどんな菌が関係しているの?

ここで、犬の歯周病に関わる原因菌について、改めて説明します。

🐶 犬の歯周病に関わる主な細菌

犬の口腔内には多くの細菌が常在しており、その中でも特に歯周病に関連が深いのは以下のような菌種です:

■ Porphyromonas spp.(ポルフィロモナス属)
• 最も主要な原因菌
• 特に Porphyromonas gulae は、犬の歯周病の主要原因菌とされています。
• 人間の歯周病菌である Porphyromonas gingivalis と非常に似ている性質を持つが、犬特有。

■ Prevotella spp.(プレボテラ属)
• 歯肉の炎症や膿の原因となる嫌気性菌。

■ Fusobacterium spp.(フソバクテリウム属)
• 歯垢中で共生関係を作り、他の病原菌の定着を助ける。

■ Treponema spp.(トレポネーマ属)
• らせん状の菌で、歯周ポケットの深部に生息。

これらの菌は、犬の唾液や歯石中に多く含まれており、スキンシップを通じて人間にも一部が移動する可能性があると報告されています。

■ でも、本当に「うつる」の?

実際には、犬の菌がそのまま人間の歯周病を引き起こすケースは稀です。ただし、「菌が口に入る」こと自体はあり得ます。

問題は、人間の口腔内に元々いる菌との“相互作用”や、免疫力の低下などにより、歯周病が悪化する引き金になることがあるという点です。

■ 飼い主さんも一緒にお口のケアを!

犬の歯みがきと同じくらい、飼い主さん自身の歯周病予防も大切です。
• ワンちゃんに口を舐められた後は、手洗い・うがいをしっかり
• 定期的な歯科検診とプロフェッショナルケアを受けましょう
• ペットの口臭が気になる場合は、動物病院での歯科チェックを!

🐾まとめ

犬の歯周病菌は、「うつる」わけではありませんが、唾液を介して人間の口に入り込む可能性はあります。そのため、ペットと健康的に暮らすためには、飼い主とペット両方のお口のケアが大切です。

ぜひ、愛犬と一緒に「ダブル歯みがき習慣」を始めてみませんか?

【歯医者が教える】あなたの知らない歯の話!~虫歯より怖い〇〇とは?~

 

こんにちは、歯医者さんってどんなイメージがありますか🦷❔

「痛いことされそう…」

「なんとなく怖い…」

「できれば行きたくない…」

そんなふうに思っている人、正直多いですよね。でも、今日はそんなあなたに「歯医者って実は面白い!」と思ってもらえるような、ちょっと意外で、すぐ役立つ“歯の話”をお届けします!

◆ 1. 虫歯より怖い「歯周病」って知ってる?

虫歯が怖いのは確かですが、実は**もっと怖いのが「歯周病」**なんです。厚生労働省の調査によると、日本人の成人の約8割が何らかの歯周病にかかっていると言われています。

しかも、歯周病は痛くないまま静かに進行していきます。そして気づいた時には、歯を支える骨が溶けて、歯がぐらぐら…最悪抜歯。

さらに、歯周病は糖尿病や心臓病、認知症など全身の健康とも深く関係しているのです。歯だけの問題ではない、というのが大きなポイント!

◆ 2. 「歯みがきだけ」では歯は守れない?

「ちゃんと毎日歯みがきしてるのに、虫歯になる…」

そんな声、よく聞きます。

実は、歯みがきだけでは6割程度しか汚れが落とせていないって知っていましたか?

特に歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目は、普通のブラシでは届きにくいんです。だから、デンタルフロスや歯間ブラシを併用するのがカギ!これだけで、虫歯や歯周病のリスクはぐっと下がります。

しかも最近は「音波ブラシ」や「ウォーターピック(ジェット水流洗浄器)」など、歯医者がすすめるハイテク道具もたくさん。実際に歯科医院でも推奨されています。

◆ 3. 甘いものより危ないのは「ダラダラ食べ」!

「甘いものが虫歯の原因」

それは間違いではありません。でも本当に怖いのは…

ダラダラ食べること!

例えば、チョコを1回でパクっと食べて終わるのと、15分おきにちょっとずつ食べ続けるのとでは、口の中の「酸性時間」がまるで違います。

歯は、酸によって溶け始めます。そして唾液の力で中和され、再石灰化されて元に戻る…というサイクルを持っています。

でも、ずっと食べていると「回復するヒマがない」=歯がどんどん溶けていく!

「間食をやめろ」とは言いませんが、時間を決めて食べることがとても大事なんです。

◆ 4. 実は危ない!?「歯ぎしり」や「食いしばり」

「私、虫歯もないし歯並びもいいから大丈夫~」

そんな方にも、ひそかに忍び寄るのが「歯ぎしり」や「食いしばり」です。

これは寝ている間に無意識にやってしまうもので、歯がすり減る・割れる・顎関節症になるなど、さまざまなトラブルを招きます。

しかも多くの人が「自覚なし」!

歯科医院では、歯の摩耗の痕や、歯ぐきの状態、筋肉の硬さなどから気づけることもあります。必要に応じて「マウスピース」を作ることで予防・改善ができますよ。

◆ 5. 歯医者がこっそり教える「最強の虫歯予防」は?

答えはシンプル。

定期的なプロケアフッ素正しいセルフケアの3本柱です!

定期検診では、普段のケアでは取れない「バイオフィルムという細菌の膜を専門の機械で除去。これがとても大事。さらに、歯の状態に合った高濃度フッ素の処方や、生活習慣のアドバイスも受けられます。

正直なところ、歯医者は「治療」より「予防」のほうが得意で効果的なんです。

◆ 6. 実はコスパ最強!? 歯の予防は「一番安い医療」

例えば、虫歯の治療にかかる費用をざっと計算すると…

  • 小さな虫歯の詰め物 → 数千円
  • 大きな虫歯で神経を取る → 数万円
  • 最悪抜歯・インプラント → 数十万円!

でも、定期検診(予防)なら1回数千円、年2~3回で済みます。つまり、

「行かないリスク」の方が高い!

しかも、自分の歯を失わずに済むなら、こんなにお得な医療はありません。

◆ 7. 歯医者ってどんな人?~怖くない裏話~

歯医者ってちょっと堅そう、冷たそう、なんか怒られそう…ってイメージ、ありませんか?

実は、「歯を守りたい」と本気で思ってる優しい人が多いです(笑)

最近では「歯医者=怖い」を変えるため、絵本や動画、カフェ風の院内づくりなどに取り組んでいるクリニックも増えてきています。

治療も「できるだけ削らない・痛くない・怖くない」を目指して、日々進化中。もし不安なことがあれば、遠慮なく相談してOKですよ。

最後に:歯医者は「通うほど得する場所

歯医者は「痛くなったら行く」ではなく、

「痛くならないために行く」場所です。

そして何より、自分の歯で生涯食べられることは、人生の豊かさそのもの。

「もっと早く来ていればよかった…」

そう言う患者さんを見送るたび、私たちも切なくなります。

ぜひ、次の休みの日には「歯医者の予約」を思い出してみてくださいね!

ネット予約
TEL 03-6812-0527