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大平理事長が表彰されました🏅

先日、ノーベルインプラントをはじめとする歯科関連企業を統括するエンビスタ株式会社 代表取締役社長・坂野様が、小岩ひまわり歯科へ表敬訪問にお越しくださいました。
坂野社長は名古屋ご出身、当院院長の大平は三重県出身ということで、同じ東海地方出身という共通点もあり、終始和やかな雰囲気の中でお話が弾みました。
またこのたび、東京東エリアにおいて昨年もっとも多くインプラント症例を行った医院として、感謝状と記念の盾を頂戴いたしました。
日々の診療の積み重ねがこのような形で評価されたことを、スタッフ一同、大変光栄に感じております。
これもひとえに、当院を信頼し治療をお任せくださった患者さまのおかげです。心より感謝申し上げます。
今後も引き続き、歯の欠損でお悩みの患者さま一人ひとりに寄り添い、安心・安全で質の高いインプラント治療をご提供できるよう、研鑽を重ねてまいります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
医療法人社団健晃会
大平晃

歯周病が全身の健康に影響するって本当?

こんにちは、北千住すずらん歯科です。

最近寒くなってきましたが、皆さま体調はいかがでしょうか。

今回は、いま多くの患者さんから質問をいただく「歯周病と全身の病気の深い関係」について、分かりやすく、そして医学的な根拠も踏まえて解説していきます。

歯周病は“お口だけの病気”ではありません

歯周病というと、「歯ぐきが腫れる」「出血する」「歯がグラグラする」といった口の中だけの問題だと思われがちですが、近年の研究では 歯周病が全身のさまざまな病気に影響することが明らかになっています。

その理由はシンプルで、
歯周病菌が血管の中に入り込み、体をめぐって炎症を起こしてしまうからです。

歯ぐきが炎症を起こすと、そこから細菌や炎症物質が“血管の扉”を通って全身へ広がり、さまざまな臓器に悪影響を与えます。これは医学的にもしっかり証明されています。

歯周病が関係する主な全身疾患

糖尿病(相互に悪影響を与える)

歯周病と糖尿病には“悪循環”があるとされています。
•       糖尿病がある → 免疫が弱り歯周病が悪化しやすくなる
•       歯周病がある → 体内の炎症が増え、血糖値を下げるホルモン(インスリン)が効きにくくなる

つまり、
歯周病を治療すると血糖値のコントロールが改善することが報告されています。

医科と歯科が連携して治していくべき代表的な病気です。

心臓病・動脈硬化

歯周病菌が血管に入り込むと、血管の壁を刺激し、炎症を引き起こします。

すると、
血管が硬くなったり、詰まりやすくなってしまう=動脈硬化のリスクが上がる
ということが研究でわかっています。

また、心臓の血管が詰まる「心筋梗塞」、脳の血管が詰まる「脳梗塞」のリスクも高まると言われています。

“歯周病が原因で心臓病に?” と不思議に思う方も多いですが、実際に世界中で報告されている事実です。

誤嚥性肺炎(高齢者に多い)

高齢者の肺炎の多くは 「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」 です。

寝ている間や食事中に、口の中の細菌が誤って気管に入ってしまい、肺で炎症を起こす病気です。

お口の中が不衛生で歯周病菌が増えると、その菌を誤嚥しやすくなり、肺炎リスクが大きく上がります。

歯科のプロによるクリーニングを受けることで、この肺炎が予防できることは研究で証明済みです。

早産・低体重児出産(妊娠中の方は特に重要)

実は、歯周病と早産には関連があることをご存じでしょうか?

歯周病菌が子宮の筋肉に影響して、陣痛のような反応(炎症)を起こすため、
“早く産まれてしまう”リスクが高まると言われています。

妊娠中の方に歯科健診が推奨されているのは、まさにこういった理由からです。

なぜ歯周病は“気づいたら進行している”のか?

歯周病が恐れられる理由は、次の点にあります。

●痛みが出にくい

初期の歯周病は痛みがほぼありません。
気づいたときには症状が進んでいることが多いです。

●自分では見えない部分で進行する

歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)で静かに悪化していきます。

●毎日の歯みがきだけでは防ぎきれない

歯石は家庭での歯みがきでは絶対に落とせません。
歯石の表面には汚れが付きやすく、細菌が増殖しやすい環境になります。

そのため、
“自宅のケア”+“歯科医院での専門ケア”の両方で守ることが必要なのです。

歯周病予防のカギは「定期的なプロケア」

歯周病は進行するほど治療が難しくなるため、
もっとも重要なのは 「早期発見・早期治療」 です。

そのために必要なのが、

3ヶ月に1回の定期検診です。

当院では、定期検診で次のようなケアを行います。
•       歯周ポケットの状態チェック
•       歯石の徹底除去
•       バイオフィルム(細菌の膜)の破壊
•       歯ブラシでは届かない部分のクリーニング
•       歯ぐきの炎症の改善ケア
•       正しいブラッシング指導

これらを習慣化することで、
歯周病の進行は確実に抑えられます。

まとめ:お口を守ることは、“全身の健康を守ること”

歯周病は、単なる口のトラブルではなく、
全身の病気と深くつながっている“生活習慣病の一つ” ともいえる存在です。

逆に言うと、
お口を健康に保つことで、
・糖尿病
・心疾患
・脳梗塞
・誤嚥性肺炎
・早産
などのリスクを減らすことにつながります。

◆北千住すずらん歯科からのお願い

当院では、歯周病の予防・治療を通して、
患者さまの“全身の健康を守ること”を大切にしています。

だからこそ、ぜひ3ヶ月に1度の定期検診にお越しください。
歯周病は“静かに進む病気”ですが、
適切なケアを続ければ、確実にコントロールできます。

皆さまがいつまでも健康に過ごせるよう、
北千住すずらん歯科がしっかりサポートいたします。

 

【年末年始のお知らせ】

今年の年末年始の休診日は12/28(日)~1/3(土)になります。

年明け1/4(日)から診療再開しておりますので、ご予約お待ちしております。🦷🎀

 

奥歯が抜けたままだとどうなる?放置によるリスクと早期治療の大切さ

こんにちは!北千住すずらん歯科です🌼

今回は奥歯が抜けたままの状態を放置した場合に起こりやすい問題と、早期治療の必要性について詳しくご紹介します🦷

「奥歯が1本くらいなくても噛めているし大丈夫」と思ってしまう方は少なくありません。しかし、奥歯は食事のたびに大きな力を受け止める重要な歯であり、1本でも失われたまま放置すると、お口全体のバランスに大きな影響を与えてしまいます。

 

1. 噛み合わせのバランスが崩れる

奥歯が抜けると、その部分で噛むことができなくなり、残っている歯に負担が集中します。その結果、噛み合わせのバランスが崩れ、顎関節への負担増加や肩こり・頭痛などの全身症状につながることもあります。

さらに、抜けた部分の上下の歯が噛み合わなくなるため、対合歯(向かい合う歯)が伸びてく『挺出』という現象が起き、歯列全体が乱れる原因になります。

2. 隣の歯が倒れ込む

歯はお互いに支え合って並んでいます。奥歯を1本失うと、その隣の歯は空いたスペースに向かって徐々に傾いていきます。これにより、歯並びが歪み、虫歯や歯周病のリスクも高くなります。

倒れ込んだ歯は後から治療しても元の位置に戻りにくく、治療の難易度や費用が上がってしまうこともあります。

3. 噛む力が極端に低下する

奥歯は食事中に最も大きな力を発揮する歯です。抜けたままにしていると、硬いものが噛みにくくなるだけでなく、栄養の偏りや食事の満足度低下につながります。

「片側で噛む癖」がつくと、顔の左右差が生じたり、頬の筋肉のバランスが崩れたりすることもあります。

4. 顎の骨が痩せていく

歯がなくなると、その部分の骨は刺激がなくなるため、徐々に吸収されて痩せてしまいます。骨が痩せてしまうと、入れ歯が合わなくなったり、インプラント治療を希望しても骨の量が不足してできないケースが増えたりします。

歯を失ってから時間が経つほど、治療の選択肢が狭くなってしまうため注意が必要です。

5. 発音やお顔の見た目にも影響

奥歯の欠損は見た目で分かりにくいと思われがちですが、噛む力の低下や筋肉バランスの崩れは、口元のシワやたるみにもつながります。さらに、発音しづらくなることもあり、日常生活への影響は意外と大きいものです。

放置せず早めの治療を

奥歯を失った場合の治療方法としては、ブリッジ・入れ歯・インプラントなどがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、患者さんの生活スタイルや健康状態に合わせて適切な治療を選ぶことが大切です😄

🦷フッ素って本当に効果あるの?正しい使い方🦷

みなさんこんにちは!北千住すずらん歯科です🎵

朝晩の冷え込みが厳しくなり、冬の訪れを感じる季節となりました。

この時期は体調を崩しやすいだけでなく、お口の環境も変化しやすいものです。

そこで今回は、虫歯予防に欠かせない成分「フッ素」について、効果と正しい使い方をご紹介します✨

「フッ素入りの歯みがき粉を使いましょう」と聞いたことがある方は多いですよね。

でも、「フッ素って本当に効くの?」「子どもに使って大丈夫?」と疑問に思う方も少なくありません。

今回は、フッ素の効果と正しい使い方について、歯科の視点からわかりやすく解説します。

 

 フッ素の効果とは?

 

フッ素(フッ化物)は、虫歯予防にとても効果的な成分です。

歯の表面(エナメル質)は、毎日の飲食によって酸にさらされ、少しずつ溶け出しています(これを「脱灰」といいます)。

一方、唾液の働きによって再びミネラルが戻る「再石灰化」も常に起こっています🦷

フッ素はこの「再石灰化」を助け、さらに酸に強い歯質を作る働きがあります。

また、虫歯菌が酸を作る力を抑える作用もあるため、

「虫歯を防ぐ」「初期虫歯を修復する」「歯を強くする」という3つの効果が期待できるのです。

 

 子どもにも安心?年齢別の使い方

 

フッ素は、年齢に合わせて量と濃度を調整すれば安全に使えます。

日本小児歯科学会では以下のような目安を推奨しています。

 

年齢 使用量(写真は約2cmの歯ブラシ2) フッ化物濃度 使用方法
歯が生えてから2歳 米粒程度
(1~2mm程度)
1000ppmF
(日本の製品を踏まえ900~1000ppmF)
・就寝前を含めて1日2回の歯みがきを行う。
・1000 ppmFの歯磨剤をごく少量使用する。歯みがきの後にティッシュなどで歯磨剤を軽く拭き取ってもよい。
・歯磨剤は子どもの手が届かない所に保管する。
・歯みがきについて専門家のアドバイスを受ける。
3~5歳 グリーンピース程度
(5mm程度)
1000ppmF
(日本の製品を踏まえ900~1000ppmF)
・就寝前を含めて1日2回の歯みがきを行う。
・歯みがきの後は、歯磨剤を軽くはき出す。うがいをする場合は少量の水で1回のみとする。
・子どもが歯ブラシに適切な量をつけられない場合は保護者が歯磨剤を出す。
6歳~成人・高齢者 歯ブラシ全体
(1.5cm〜2cm程度)
1500ppmF
(日本の製品を踏まえ1400~1500ppmF)
・就寝前を含めて1日2回の歯みがきを行う。
・歯みがきの後は、歯磨剤を軽くはき出す。うがいをする場合は少量の水で1回のみとする。
・チタン製歯科材料が使用されていても、歯がある場合はフッ化物配合歯磨剤を使用する。

引用:日本小児歯科学会

 

お子さんの場合は「うがいができるようになってから」使うと安心です。

歯科医院で定期的に高濃度フッ素塗布を受けることで、より効果を高めることができます👶🏻

 

 フッ素入り歯みがき粉の正しい使い方

 

フッ素の効果をしっかり得るためには、使い方がとても大切です。

ついやりがちな「もったいない使い方」もあるので、ぜひチェックしてみてください🪥

 

  1. 歯みがき粉は少なすぎないように!
    → フッ素は歯みがき粉の中に含まれています。少なすぎると十分な量が歯に届きません。
  2. みがいた後のうがいは1回だけ!
    → 何度もすすぐとフッ素が流れてしまいます。軽く1回だけ、少量の水でうがいをしましょう。
  3. みがいた後は30分ほど飲食しない
    → フッ素を歯にしっかり定着させるために、30分程度は飲食を控えると効果的です。
  4. 夜寝る前の使用が特におすすめ!
    → 就寝中は唾液が減るため、フッ素が長く歯にとどまりやすくなります。

 フッ素塗布やうがい薬も効果的

 

歯みがき粉以外にも、フッ素を取り入れる方法があります。

  • 歯科医院でのフッ素塗布(年2〜4回)
    高濃度のフッ素を歯に直接塗る方法。特に子どもの永久歯が生え始める時期におすすめです。
  • フッ素うがい薬
    低濃度のフッ素を含むうがい薬で、毎日使用することで虫歯予防効果がアップします。
    学校や自治体で導入している地域もあります。

 まとめ:毎日のケアで歯を守ろう!

 

フッ素は「使い方を守れば、安全で効果的な虫歯予防法」です。

特別な道具や高価なケア用品がなくても、毎日の歯みがきで誰でも実践できるのが魅力です。

もし「自分や子どもに合うフッ素ケアがわからない」「どんな歯みがき粉を選べばいいか迷う」という方は、

ぜひ当院でお気軽にご相談ください。

お口の状態や年齢に合わせた最適なフッ素ケアを一緒に考えていきましょう。

 

 

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たった数回で“人生の印象”が変わる?】ホワイトニングで手に入る、清潔感と自信

みなさんこんにちは🌟北千住すずらん歯科です

クリスマスも近づいてきて今年もラスト一か月ですね!

実は12月27日まで当医院ではクリスマスキャンペーンでホワイトニングを¥33000円から¥25000円で行っています!(^▽^)/

ぜひこの機会に受けて見てはいかがでしょうか?

人と会ったとき、無意識に一番見られているのは「口元」だと言われています。マスクを外す機会が増えた今、歯の白さは清潔感の象徴そのもの。実は、同じ顔でも“歯が白いかどうか”だけで印象は驚くほど変わります。

まず、歯が白くなると顔全体がワントーン明るく見えます。肌のくすみが気になっている人でも、歯が明るいと光が反射して顔色まで綺麗に見えるんです。芸能人やモデルが口元のケアを徹底しているのは、その効果を知っているから。歯が白いだけで「清潔感がある」「若々しい」「美意識の高い人」というポジティブな印象を自然に与えられます。

さらに、ホワイトニングの大きなメリットは“自信”が手に入ること。

鏡を見たときや、写真を撮るとき、笑う瞬間にふっと感じる「あ、歯が気になる…」という小さなストレス。その積み重ねが、実は表情を硬くしたり笑顔をぎこちなくしたりする原因になります。白く整った口元になれば、そのストレスが消えて、自然と笑顔が増える。笑顔が増えると、周りからの好感度もどんどん上がっていきます。

また、「歯を白くする」という行動自体が美容のスイッチになります。ホワイトニングをしたことをきっかけに、スキンケアやメイク、食生活など他の美容習慣にも良い影響が出る人は多いです。自分の魅力がひとつ上がると、“もっと綺麗になりたい”という気持ちが自然と湧いてくる。ホワイトニングは、その最初の一歩としてとても取り入れやすい美容習慣なんです。

そして最近は、歯科医院でもサロンでも選べる方法が増えて、痛みが少なく、自然な白さを短期間で手に入れられるようになりました。仕事や家事で忙しい人でも、すきま時間で通える手軽さも人気の理由のひとつです。

口元は、一番簡単に「印象を変えられるパーツ」

服やメイクがどれだけ整っていても、歯が黄ばんで見えるだけで惜しく見えてしまうけれど、逆に歯が白いとそれだけで“垢抜けた人”に見えます。

笑った瞬間に「この人、綺麗な口元だな」と思われる。

写真に写った自分が好きになる。

人と話すときに堂々と笑える。

それだけで毎日が少しずつ明るくなるはず。

今の自分をもっと好きになりたいなら、ホワイトニングは最高のご褒美です。ぜひこの機会にお試しください。

 

iPhoneから送信

アライナー矯正の新システム導入✨

こんにちは!
今日は、11月から導入したインビザライン治療のバーチャルケアについてご紹介させて頂きます☺️

インビザラインとは、歯を動かす矯正装置のマウスピースの一つです!
このマウスピース矯正は毎週、ご自身でマウスピースを交換して頂くのですが、この時に専用のレンズを携帯カメラに取り付けて頂き、専用アプリから医院に画像を送って頂きます!

その画像を歯科医師と専任歯科衛生士が確認し、必要であればアプリを通して患者様に連絡します✨

このことで、チェックで来院しなくても安心して治療が進めらる事ができます✨

必要な処置、マウスピースが合わなくなってきた場合などは来院が必要になりま✨

矯正治療中の方も、これから矯正治療をスタートしようと思う方も是非ご検討ください💕

また、当医院は矯正専門医によるワイヤー矯正も行っていますので、矯正の種類から聞きたい方等の相談もお待ちしております☺️

🦷✨実はすごい!“唾液”が持つ5つのチカラ





こんにちは♪北千住すずらん歯科です🦷🪥



みなさんは「唾液(だえき)」にどんなイメージがありますか?

実は、唾液は 歯やお口を守るために欠かせない、とっても大切な存在 なんです。



むし歯になりやすい方、口が乾きやすい方、口臭が気になる方は、唾液の量や働きが弱くなっている可能性もあります。



今日は、そんな唾液が持つ 5つのすごいチカラ を、できるだけ分かりやすくお伝えしますね。







① むし歯を自然に“治そう”とする力



私たちが食べると、口の中の細菌が「酸」を作り、歯を少しずつ溶かしてしまいます。

これを 脱灰(だっかい) と言いますが、実は唾液には、歯を元に戻そうとする 再石灰化 の力があります。



唾液の中に入っている

・カルシウム

・リン

が、溶けかけた歯を修復してくれるんです。



💡 初期むし歯が元に戻ることがあるのは、この唾液のおかげ!







② お口をキレイに洗い流す力



食後には歯と歯の間や歯の溝に食べかすが残りますが、唾液はそれを自然に洗い流してくれます。



✔ 食べかす

✔ 細菌

✔ 酸



これらを流してくれるので、食後しばらくすると口の中がスッキリしてくるのは唾液の働きによるものです✨







③ 細菌から守る“抗菌”の力



唾液の中には、細菌の増殖を抑えたり、悪い菌をやっつけたりする成分が含まれています。



例)

・リゾチーム

・ラクトフェリン

・IgA など



これらの成分が、むし歯菌や歯周病菌が増えるのを防いでくれるんです。



💡 唾液は、お口の中の“天然の免疫”のような存在。







④ 食べる・しゃべる・味わうを助ける力



唾液には「潤い」があるので、いろいろな動きをスムーズにしてくれます。



・食べ物を飲み込みやすくする

・発音しやすくする

・味をしっかり感じられるようにする

・義歯が吸着しやすくなる



唾液が少ないと、

「飲み込みにくい」

「味がしない」

「口がネバネバする」

といった症状が出てきます。







⑤ 酸から歯を守ってくれる力



食事をすると、口の中は一時的に酸性に傾きます。

酸性の環境はむし歯が進みやすいのですが、唾液にはその酸を中和する 緩衝(かんしょう)作用 があります。



これが強いほど、むし歯になりにくいお口になります。







◆ 唾液が少ないとこんなトラブルが…



・むし歯ができやすい

・歯周病が進行しやすい

・口臭が強くなる

・口内炎ができやすい

・飲み込みにくい

・義歯が外れやすい



「口が乾く…」と感じる方は、一度ご相談くださいね。







◆ 今日からできる!唾液を増やす簡単なコツ



✔ よく噛んで食べる



ガムを噛むのもおすすめです。



✔ こまめに水分をとる



カフェインの飲みすぎには注意。



✔ 唾液腺マッサージ



あごの下や耳の前を軽く円を描くように押すと◎



✔ 鼻呼吸を意識する



口呼吸は乾燥の大きな原因です。



✔ ストレスを溜めない



緊張すると唾液は出にくくなります。







◆ まとめ:唾液は“天然の予防薬”



唾液には

✔ むし歯を防ぐ

✔ お口を洗浄する

✔ 細菌から守る

✔ 食べやすくする

✔ 酸から歯を守る

といった、たくさんの大切な働きがあります。



歯磨きだけではカバーしきれない部分を、唾液がしっかりサポートしてくれています。



もし

「むし歯ができやすい」

「口が乾きやすい」

など気になることがあれば、お気軽にご相談くださいね✨

すずらん歯科では、唾液検査や予防ケアのご提案も行っています。

日本口腔インプラント学会で口演発表してきました

北千住すずらん歯科です😊

寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか?

 

10/25に博多で開催された日本口腔インプラント学会で、口演発表してきました。

ユニバーサルインプラント研究所の高橋先生らのアドバイスをいただいたりして、無事、発表する事ができました。東京科学大学の教授に就任したばかりの高市先生とも偶然に会って、楽しい学会になりました。

上顎の骨が足りない時にサイナスリフトを行いますが、副鼻腔炎などがある場合には、耳鼻科へ相談に行ってもらう必要があります。医科歯科連携を行う上で重要なポイントを学べましたし、順天堂大学医学部耳鼻咽喉科で准教授の安齋 崇先生の発表の後だったので、自分のケースを、耳鼻科専門医的な立場からアドバイスいただけて有意義なディスカッションができました。
ESSは、1週間の入院が必要になりますが、鼻の不快感がなくなって作業効率が向上すれば、人生が豊かになるかと思います。味覚が改善すれば、食事も美味しくなりますので、嗅覚や味覚でお困りの方は是非ご相談下さい。

理事長 大平晃

🦷歯間ブラシとフロスの違い🦷

こんにちは、すずらん歯科です☺️

急に寒くなってきたので皆さん体調に気を付けて暖かくお過ごしくださいね🧣

 

毎日しっかり歯をみがいているのに、「歯と歯の間にものがよく詰まる」「口臭が気になる」そんな経験はありませんか?
実は歯ブラシだけでは歯の汚れ(プラーク)を約60%しか落とせないといわれています😲

残りの汚れがたまりやすいのが、歯と歯のすき間=“歯間”です。

そこで活躍するのが歯間ブラシデンタルフロス
どちらも歯間清掃に欠かせないアイテムですが、「違いがよくわからない」「どっちを使えばいいの?」という方も多いのではないでしょうか。

今回は、歯間ブラシとフロスの違い・使い方・選び方のコツをわかりやすく解説します🌼

 

🌟歯間ブラシとフロスの違い

形状→ワイヤーにブラシ毛がついたミニブラシ、細いナイロンまたはPTFEの糸
適したすき間→歯と歯の間が少し広い部分 歯が密着している部分

主な効果→食べかす・歯垢(プラーク)除去 歯間と歯ぐき下のプラーク除去
向いている人→歯ぐきが下がっている人、ブリッジ・矯正中の人 若い世代、歯の間が狭い人

歯間ブラシはすき間のある歯に、フロスは歯が密着している部分
使うのが基本です。

両方を組み合わせて使うことで、プラーク除去率が80〜90%まで高まるといわれています。

 

🌟歯間ブラシの使い方と選び方

歯間ブラシは、歯と歯の間に入れて汚れをかき出す小さなブラシです。

特に、歯ぐきが下がってきた方や歯間にすき間がある方におすすめです。

🟢正しい使い方
1. 鏡を見ながら、歯と歯のすき間にまっすぐ差し込みます。
2. 前後に2〜3回ほど動かし、歯の側面をなでるように汚れを落とします。
3. 無理に押し込まず、抵抗を感じたらサイズを小さくしましょう。
4. 使用後は水洗いして乾燥させ、ブラシが広がったら交換します。

🟢サイズ選びのポイント
歯間ブラシには、0(SSS)〜6(L)などサイズがあります。
合わないサイズを使うと、汚れが取れない・歯ぐきを傷つける原因になるため、歯科医院で自分に合うサイズを選んでもらうのがベストです✨

最近は「ゴムタイプ」や「金属なし」の歯間ブラシもあり、金属アレルギーが心配な方にも安心です。

 

🌟デンタルフロスの使い方と選び方

デンタルフロス(歯間糸)は、歯と歯がぴったりくっついている部分の汚れを取るのに最適です。

虫歯予防や口臭対策にも欠かせません!

🟠種類
ロールタイプ(糸まきタイプ)→指に巻きつけて使う。細かい部分まで届く。

ホルダータイプ(Y字・F字)→持ちやすく、初心者や子どもにもおすすめ。

🟠正しい使い方(糸まきタイプ)
1. 約40cmの糸をカットして中指に巻きつけます。
2. 親指と人差し指でピンと張り、歯と歯の間にやさしくノコギリのように動かしながら入れます。
3. 歯の側面に沿わせてC字型にカーブさせ、上下に動かしてプラークを除去します。
4. 1か所ごとに新しい部分の糸を使いましょう。

🟠ホルダータイプの使い方
ホルダーを軽く持ち、歯の間にそっと入れて上下に動かします。
奥歯にはY字型、前歯にはF字型が使いやすいです。

 

🌟歯間ブラシとフロスはどっちを使えばいい?

結論から言うと、「両方使う」のが理想的です。
それぞれが得意な場所をカバーし合うことで、歯周病や虫歯のリスクを大幅に減らせます。

🌸おすすめのケア
歯と歯の間が狭い→デンタルフロス
歯ぐきが下がってすき間がある→歯間ブラシ
ブリッジや矯正中→歯間ブラシ(またはスーパーフロス)
全体的に丁寧にケアしたい フロス+歯間ブラシの併用

フロスで歯と歯の接している部分をきれいにし、
歯間ブラシで歯と歯ぐきの間を仕上げるように使うと効果的です。

 

🌟使う順番とタイミング

毎日の歯みがきに歯間ケアをプラスするだけで、口の中の清潔度が大きく変わります。

1. フロス(または歯間ブラシ)で歯間の汚れを取る

2. 歯ブラシで全体をみがく

3. 必要に応じてマウスウォッシュで仕上げ

夜の歯みがき後に1日1回取り入れるのが理想です。
寝ている間は唾液の分泌が減るため、汚れが残っていると虫歯や歯周病が進行しやすくなります。

🌟こんな時は・・・

Q1. 出血があるけど使っても大丈夫?
→ はい。初期の出血は歯ぐきの炎症によるもので、数日続けて使うと炎症が改善し、出血も減ります。強くこすらず、やさしく動かしましょう。

Q2. 毎日使わなきゃダメ?
→ 理想は1日1回。特に夜のケアで行うと効果的です。

Q3. 子どもにも使える?
→ 乳歯でも歯が密着してきたら、ホルダータイプのフロスを使うのがおすすめです。

 

🌟歯科医院でサイズと使い方をチェック

歯間ブラシやフロスは、正しく使わないと逆に歯ぐきを傷つけてしまうこともあります。
「自分に合うサイズがわからない」「正しい角度が難しい」と感じる場合は、歯科医院でチェックしてもらいましょう。

歯科衛生士が実際に使い方を教えてくれるため、安心して毎日のケアに取り入れられます。

 

使い始めは難しく感じますが、慣れてしまうと簡単にできるようになりますし、歯ブラシだけだと物足りなさを感じるようになる方も多いです🪥

お口の健康を保ち、虫歯や歯周病リスクを減らすためにも、どんな商品が良いのか?自分には何が使いやすく合っているのか?などお気軽にご相談ください😄

 

顎関節症について

こんにちは!北千住すずらん歯科です🌼

今日は顎関節症についてお話ししたいと思います🦷

みなさん、顎がカクカク鳴ったりお口が開けづらくなった経験はありませんか?

もしかしたらそれは「顎関節症」かもしれません。

 

「朝起きたらあごが痛い」「食事のときにカクッと音が鳴る」「口を大きく開けにくい」──このような症状がある方は、顎関節(がくかんせつ)にトラブルが起きている可能性があります。これがいわゆる 顎関節症(がくかんせつしょう) です。若い女性に多いと言われていますが、男女問わず幅広い年代で見られる疾患です。

顎関節症の原因はひとつではありません。歯ぎしりや食いしばり、頬杖などの生活習慣、ストレスによる筋肉の緊張、噛み合わせの不調和など、さまざまな要因が重なって発症すると考えられています。放置してしまうと、顎だけでなく頭痛・肩こり・耳鳴りといった全身の不調に繋がることもあるため、早めの対処が大切です⚠️

 

治療は「痛みを和らげ、顎に負担をかけないこと」から始めます。

症状に応じて、以下のような方法を組み合わせて行います。

  • マウスピース(スプリント)治療
    就寝中に装着して顎関節への負担を軽減します。歯ぎしりのある方には特に有効です。
  • 生活習慣の改善指導
    頬杖や歯をカチカチ合わせる癖、硬いものを噛む習慣などを見直します。
  • 筋肉のストレッチやマッサージ
    簡単なセルフケアを覚えていただくことで、症状の改善が期待できます。

場合によっては噛み合わせの治療や矯正治療が必要になるケースもありますが、多くの方は 手術をせずに改善が可能 です。「そのうち治るだろう」と我慢せず、気になる症状があればお気軽にご相談ください😊

 

先日、当院の理事長が顎関節症に関するセミナーに参加しました🦷
講師の杉田先生は、東京医科歯科大学を卒業後にアメリカ歯周病専門医、補綴専門医を取得されて帰国されたスーパードクターです✨
同じ大学の先輩として大変尊敬しており、SNS等で御活躍されてるのを知っていたため、講演に大変感銘を受けたそうです。
学んだ内容は早速今後の臨床に活かして参ります✨

当院では、初診時に顎の動きや筋肉の状態を丁寧に確認し、患者さま一人ひとりに合わせた治療方針をご提案いたします。「口がまっすぐ開かない」「音が鳴って人と食事するのが気になる」など、どんな小さな悩みでも構いません。顎の不調は放置せず、早めにケアして快適な毎日を取り戻しましょう!

ネット予約
TEL 03-6812-0527